器が大きい人って?「器が大きい」と感じる人が何気なくやっている4つのこと


 
日々いろいろな人と関わっていると、器が大きいなと感じる人に出会うことってありますよね。

器が大きい人は、誰に聞いたとしても高評価が返ってくるもので、こちらが抱えていることを受け止めてくれる安心感からついつい相談をしてしまうものです。

そんな魅力的な器が大きい人になるために、器が大きい人の特徴や器が大きいと周囲の人から思われている人が何気なくやっていることについて今回は書きました。それでは、順にご覧ください。



器が大きい人とは?

そもそも器が大きい人とはどういった方のことをいうのでしょうか。

私がこれまで出会ってきた「この人は器が大きい人だな」と感じた方々は、

相手の不安定な状態に引っ張られることなく、相談した人が納得のいく答えを一緒に探すことができることが、おおむね共通していました。

彼ら彼女らは、究極的に聞き上手ですし、理解力や共感力が高く、もっと話をしたいと思わせてくれる安心感があります。

ただ、具体的なイメージはまだ湧きづらいかと思います。以下に、器の大きい人の特徴について書きましたので順にご覧ください。

器が大きい人の特徴から見えてくる大切なこと

他者がミスをした時に、一緒に解決策を考える

器が大きい人は、他者がミスをした時に一緒に解決策を考えます。

ミスをしたり、困っていることがあったとしてもなかなか人に相談することって難しいものですよね。

ミスをしたことで、周りからの評価が落ちてしまうことは誰しも怖いものです。

ただ、評価が落ちてしまうのももちろん怖いものですが、相談したところで納得のいく解決策が生み出すことが相手に期待できない状態では、相談するハードルはますます高くなります。

そのため、相談者の気持ちに寄り添いつつ、一緒に解決策を考えられる人は器が大きいと周囲から思われるのでしょう。

相手のことを思って肯定も否定もする

器が大きい人は、相手のことを思って肯定も否定もできます。

あなたの周りにも、何かを言うととにかく否定から入る人っていませんか?

また、その場の空気や関係性を壊したくないがために「いいと思う」「すごい!」と肯定的なことのみを言う人もいるのではないでしょうか。

もちろん肯定的な言葉を言うことは大切なことです。

ただ、それだけではただ話を聞いているだけであり、「話をしてよかった」「器が大きい人だな」とは思わないでしょう。

真に器が大きい人は、相手が話をしている内容をかなり深いレベルで理解をし、まずは肯定的な言葉をかけます。

そして、その上で相手のことを思って自分なりの意見を述べるので、話がどんどん広がっていき、また話をしたいなと思われるのです。

相手が気づいて欲しいことを察するのがうまい

器が大きい人は、相手が気付いて欲しいことを察することができます。

基本的に何かを人が話す時には、相手に反応をしてほしかったり、ただただ共感をしながら話を聞いてもらいたいことがほとんどです。

ただ、みんながみんな自分本位のコミュニケーションをとっていると、早く自分の番が回ってこないかなと思いつつの会話となり、お互いに相手が本当に話たいことを引き出せずに終わってしまいます。

しかし、ごくたまにすごく興味を持って話を聞いてくれる人っていませんか?

その際のコミュニケーションの特徴としては、前提としてあなたが話した内容をしっかり理解できています。

そしてその上で、その時の感情に思いを巡らせてくれるので、気分が良く、もっと話をしたいと思うのです。

相手の感情へ踏み込むことができれば、真の意味での共感となり、相手からのあなたの位置付けが大きく変わります。

なので、単に話を聞くだけではなく、その話をしている情景を思い浮かべながら、その時に感じそうなことを一言付け加えてみてはいかがでしょうか。

自分のこともしっかりと認めている

器が大きい人は、自分のこともしっかりと認めています。

先ほども書きましたが、人は他者から認められたいという欲求が強いものです。

これは、「自分が、自分が」という状態で、ベクトルが常に自分に向いています。

この自分に向けたベクトルを他者にも向けられる人は少なく、まずは自分に向けなくてもいい状態にする必要があります。

そこで、大事になってくるのが、自分自身を認めることができる力です。

自分に向いているベクトルというのは、言い換えると他者から認められたいということを意味しています。

そのため、自分で自分のことを認めることができれば、次は他者にベクトルを向けることができるようになってきます。

他者に思いを巡らせて、「他者に対して与えるベクトル」を向けられる人は、器が大きいと思われるのです。

おわりに

今回は、そもそも器が大きい人とはどんな人なのかということと、「器が大きい」と感じる人が何気なくやっている4つのことについて書きましたがいかがだったでしょうか。

器が大きい人は、自分をしっかり持っているからこそ他人も認めることができ、一緒にいて安心感を与えることができるということが今回の記事を書いていて感じました。

今回挙げた4つのコツの中で、取り入れられそうなものからぜひ試してみてください。

きっと、周りの人から見えるあなたの印象が大きく変わりますよ。