生きるのが辛い人にみられる特徴と試してほしい3つのこと

「生きるのってなんでこんなにしんどいんだろう」

「今の自分はいやだし、未来にも希望が持てない」

と感じる時はありませんか?

大切な人とのお別れに直面した時、理不尽な要求に絶望するような時には、現実と向き合うことがしんどくなるものです。

また、「そもそも毎日仕事・学校に行くことがしんどい」「生きているだけで嫌なことばかり起きる」。そんな風に感じている人もいるでしょう。

このような状態の時は、日々を生きることで精一杯になってしまい、なかなか他人と楽しく過ごす気にはなれないものです。

そこで今回は、日々慢性的に生きるのが辛いと感じる人に見られる特徴や、そうした方々に試してほしい3つのことについて書きました。

ご自身の今の状況に当てはめつつ、取り入れられそうなところはないかと考えながらご覧ください。

生きるのが辛い人の特徴

他人の目を気にしすぎてしまう

生きるのがつらい人は、他人の目を気にしすぎてしまいます。

「〇〇さんからこんな事言われた」とか「自分がしたことで、相手を不快にさせてしまった」といったことが頭から離れない時はありませんか。

他人の意向ばかりが気になって、誰かの言動に怯えて生きるのはしんどいものです。

このように他人からの視線を常に感じるのは、自分ではなく他人がどう思うのかということに価値の基準を置いているからです。

自分に軸がないと、いつ何時も他人の声に一喜一憂することになり、そんな人生では疲れてしまうのは当たり前です。

他人からの視線を気にすることは大切ですが、「これをしたら相手にどう思われるだろう」と考えることと「自分は正しいと思ってやったが、誰かを不快にさせていないだろうか」と考えることは全く違います。

「自分はこう思った」と胸を張れるくらい、自分の頭で判断することが大切です。

自分に小さな嘘をつかなくなると、自信が出てきますよ。

戦う土俵を間違えている

生きるのがつらい人は、多くの場合戦う土俵の選択を間違えています。

世間体などを気にして、自分の意思が乗っていない選択をしてしまうと、やりたくもないことを嫌々続ける羽目になったり、自分が本当は苦手としていることを選んでしまうことで成果が出ず、辛い思いをすることはよくあることです。

漠然とでも「合わないことをしている。ペースが乱れている」と感じる時って、言いようもなく苦しいですよね。

このように、様々な要因から自分が戦う場所を間違えている人は今の日本にはたくさんいるでしょう。

今あなたがいる環境は息苦しくありませんか?

存分に力を発揮できますか?

大切にしたい事を阻害されていませんか?

あなたのペースにあった環境は必ずあります。

そういった環境を探さずにこのままの状況に居続けていると人生はあっという間に終わってしまいますよ。

自分をよく理解できていない

生きるのがつらい人の多くは、自分をよく理解できていません。

「何をやっていても心が満たされないな」と感じる時はありませんか。

自分が何に満たされるのかがわかっていないと、本当に満足感を得られるものになかなか出会うことができず、ほとんどのことを「つまらない」と感じるようになってしまいます。

まずは、自分が何に心が動くのか、楽しい、充実していると感じるのかを理解していくことからはじめてみてはいかがでしょうか。

自身の深層を知り、あなたなりの判断軸ができるとずいぶんと生きやすくなりますよ。

辛い理由を考えることが多い

多くの人は、辛いことがあったとしてもそこまで深く考えることなく、気が付いたら時間が解決していた、と忘れがちです。

ただ、「生きるのが辛い」と検索をする人は、辛いという感情に対して真剣に向き合おうとしているのではないでしょうか。

このように辛いという感情に真剣に向き合おうとする人たちは、頭の片隅に常に辛いという感情がこびりついており、「何が原因で辛いのか」「どうしたら抜け出せるのか」と常に考えていることかと思います。

しかし、辛いことと向き合っても答えがなかなか出ない時は、もちろんありますし、そういった状況が続くとどんどんしんどくなっていきます。

ただ、しんどい中でも考え続けているといずれ視界が開ける瞬間がくるものです。

また、このようにつらい感情に向き合うことは、自分の内に潜む大切な価値観に気づくことができる非常に重要な機会でもあります。

なのでぜひ、辛いと思うことと向き合うことをやめないでください。

一人ではなかなか深められない場合は、同じような気持ちを持つ友人を探して話てみて下さい。

そういった話合いの中には、あなたが辛い感情と向きあう上で大切なことが隠れていることがあるのでおすすめですよ。

生きるのが辛い人に試してほしい3つのこと

心が反応するポイントを見つける

生きるのが辛い人に試して欲しいことの一つ目は、”心が反応するポイントを見つける”ことです。

人と話をしたり、何かをしている時にふと「楽しいな、つまらないな、満たされているな」と感じることがありますよね。

こうした感情を分析していくと、自分の心が何に反応しているのかを理解することができます。

そして、「その状況になぜ心が動くのか」と考えていくと、段々と心が反応するスイッチが分かるようになります。

そのスイッチはいずれ、より満たされた人生を送るために必要なピースとなることでしょう。

このように、心が反応するポイントを探すことで、生きやすい選択を見つけていきましょう。

一度常識に対して批判的になってみる

人間にとって成功とはいったいなんだろう。

自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、

努力したかどうかではないだろうか。

夢がたとえ成就しなかったとしても精一杯挑戦した、それで爽やかだ。

岡本太郎

他者から見た常識に自分を当てはめると孤独にはならず、その道で成功をすると周りからの賞賛が得られます。

このように、人が認めてくれることやこれをやれば正解とされていることをやることは、楽なものです。

ただ、その他者から見た成功という”常識”をつらぬいた先に、あなたの心が満たされる日はくるのでしょうか?

もちろん達成した瞬間には喜びを感じられるかもしれませんが、その喜びは長くは続かないものです。

なので、一度世間一般で正しいとされている常識を疑ってみてください。

その上で、「この道を進んでいくことは自分の価値観にあっている」と思える選択肢を見つけていきましょう。

他人の人生を生きているだけだと、常識が崩壊したときに逃げ道を失います。

できるだけ早く方向転換をしていくことで、納得のいく人生を歩んでいきましょう。

自分に見合った目標を立てる

生きるのが辛い人に試して欲しいことの最後のコツは、”自分に見合った目標を立てる”です。

よく目標を立てようとすると、誰が見てもすごいと言うような目標を立ててしまうものです。

しかし、「自分の今の状況、今できること、今の立場で達成できること」を考えて行動をして結果を出していくことが、現実的な目標の立て方と言えます。

そして、この目標を立てる時に重要なことは、目標がオーダーメイドであることです。

同期や先輩など万人の指標で決めたものではなく、自分自身の目標であると思えることが大切なのです。

このように、自分はどういう人間で何に興味があり、何ができるのかと考え抜いた上で立てた目標には意味があります。

自分に見合った目標を立てて、行動をし、成果をあげていくことで自分をどんどん好きになっていきましょう。

おわりに

今回は、日々慢性的に生きるのが辛いと感じる人に見られる特徴や、生きるのが辛い人に試してほしい3つのことについて書きましたが、いかがでしたでしょうか。

生きるのが辛い人に試してほしい3つのことはどれも実践的なものとなっているので、取り入れられそうと思うものがありましたら幸いです。
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