他人に興味がない人に見られる8つの特徴と良好な関係の築き方


友人や職場の同僚と話をしているときに「この人、他人に興味がないんだろうな」と思う時ってありませんか?

または、自分自身が他人に興味を持てないことに悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。

正直、誰かの話を聞くことやそこから関わりを持つことはエネルギーを使うものですし、避けれるのなら一人の世界にいる方が楽な時もあるかと思います。

ただ、興味を持っていないことは自分が思っている以上に相手には伝わっています。また、深い仲や身近な人であれば指摘があるかもしれませんが、そのような関係でなければ気づく場面は少ないでしょう。

一緒に何かをするときに、他人に興味がない人といるとストレスがたまるという経験があるのではないでしょうか。いくら叩いてもホコリが出てこない布団のような感覚で虚しくもなりますよね。

そこで今回の記事では、他人に興味がない人の特徴と他人に興味がない人とうまく付き合っていく方法について書きました。



他人に興味がない人とは?

まず、他人に興味がないというと0か100かで考えてしまいますが、実際は「さすがに5くらいはあるよ!自分は30くらいは」という場合が大半です。

つまり、「ほとんど全ての人に対して興味が持てない人」と「特定の人に対しては興味が持てるけどそれ以外の人には興味が持てない人」の2つのタイプがあるということです。

このように他人への興味がほとんど0の人と限定的な場合には興味が持てるというように大きく分かれます。ただ、他人への興味がほとんど0という方はそれほど多くなく、それよりは「自分では気をつけるようにしているんだけど周りから興味がなさそうに思われているのでは?」と悩まれている方が多いのではないでしょうか。

そこで、他人に興味が持てない人の特徴を以下に10個あげました。ぜひ、自分に当てはめながら見ていきましょう。

他人に興味がない人の特徴

聞いているようで聞いていない

他人に興味がない人は、相槌(あいづち)が下手で聞いているようで聞いていません。なので、その場での反応も薄くなんだか物足りなさを感じることと思います。

また、時間を少しあけて会った時に前回話をしたことをほとんど覚えておらず「あれ?そんな話したっけ。」と言われると相手は一気に悲しい気持ちになり関係は急激に冷めていくことでしょう。

もし、ここ数ヶ月の間で周りの人たちから「この前話したよ!」ということを何度も言われているのならほっておくと危険です。今後も良好な関係を築くために話をしたあとに簡単にスマホやメモ帳に簡単にでいいので書き留めてみましょう。かなり効果がありますよ。

自分のことで一杯一杯で余裕がない

忙しいときって心の余裕がなくなってきますよね。頭の中がやらなきゃいけないことを考えるので一杯だとなかなか集中して相手の話を聞くことはできないものです。

また、聞いていても「なんでそうなったのか?どうしてそんな風に思ったのか?」といった、もっと知りたいという感情が余裕がないため出づらくなっています。

なので、あなたが日々何かに追われていて余裕がないと感じているのなら今やっていることを一度考えなおす必要があります。なぜなら重要度が高いことはそれほど多くないからです。まずは、現在抱えているタスクを一度整理してみてください。

すると、何かに常に追われているという感覚は薄くなりますし、余裕がなかったから挑戦できなかったといった後悔を減らすことも出来ますよ。

(関連記事:後悔のない人生を送るには?「死」と対面したジョブズが伝えたいこと

自分独自の世界観の中で生きている

他人に興味がない人は自分の世界観がしっかりしている傾向があります。自分が興味を持つことや好きなことがはっきりしていて、それらのことに注目が割かれている分他のことに興味を持ちにくいというのは考えられますね。

このように仕事であれ趣味であれ没頭できることがあるのはとてもいいことだと思います。ただ、その上で自分の周りの人たちのことを理解しようという優しさも加わればなお良いですね。

承認欲求が人一倍強く、自分の話ばかりをする

他人に興味がない人は、会話の大半を自分の話で占める傾向があります。これは、承認欲求が強いためで「自分はこんな人間だ!」と会話の主導権をできるだけ握りたいのでしょう。

また、単純に「自分が興味のある内容ばかり話してすっきりしたい!」「他人の話を聞くのは苦手で疲れる。」というのが本音のところだと思います。

よく、話すよりも聞く方が何倍も疲れるといいます。また、興味があることを聞いているときはもっと聞きたいとなりますが、他人に興味がない人は気になる部分が少ないため話を聞くときの疲れが他の人と比べて大きいのでしょう。

視野がせまく、興味関心の幅もせまい

他人に興味がない人は、視野がせまく興味や関心を持つ幅もせまいことが特徴としてあります。

物事を見る時に視野がせまいと、1から10があったとしたら2くらいを見てこれは自分には合っていないな。面白くないと決めてしまいます。もしかしたら3から10にめちゃくちゃ面白いことが隠れているかもしれないのにです。

このように自分が見たいものしか見ずに、自分の考え方がすべてというのは自分の可能性を押しつぶしていて非常にもったいないことのように思います。

なので、すぐに面白くない判定をしているかもと心当たりがありましたら、もう少し腰を据えて判断してみることをおすすめします。どんなことからでも学べることはあるので、きっと何かしらの気づきがありますよ。

相手より自分が上だと思っている

先ほど、他人に興味がない人の特徴として「視野がせまく、興味関心の幅もせまい」といいました。何事も自分の興味があることは調べますし、どんどん詳しくなっていくものです。

ただ、誰かの話を聞いていて自分の興味があるところがドンピシャで重なるということはそうそうありません。すると、「相手が話していることから得られるものは少ない。」「自分が興味のある分野での知識に差があるから相手よりも自分の方が上だ。」と思うでしょう。

ただ、自分が興味がある分野で知識に差があるのは当たり前です。逆に、それ以外の分野が弱いと思っているのなら教えてもらうスタンスで話を聞いてみてはいかがでしょうか。

情熱的に話をしてもらう中でいくつかもっと知りたいと思えることにきっと出会えますよ。

損得感情で世の中を見ている

他人に興味がない人は、自分にとって損か得かという視点で物事を捉えることが特徴としてあります。そして、やっても自分にとって得がないなと思うと腰が重くなり一歩を踏み出せない。

また、損得感情で世の中を見るとどんどん選択肢を狭めることになるので、先ほど紹介した「視野がせまく、興味関心の幅もせまい」ということにつながっていきます。

自分の興味や価値観はこれまで経験したことから作られるので、とりあえずやってみた後に自分には合わないと判断して好きなことを深めていくようにしてみてはいかがでしょうか。

世間話や雑談が苦手

目的があることや自分が好きなことについて話をする時は生き生きと話せるのに、世間話や雑談のように目的がないものはどうも苦手だと思う時ってありませんか。

世間話や雑談から得られるものはそれほど多くないでしょう。そして、相手や話の内容に対して興味が持てないと「どうして?なぜ?」といった疑問が生まれないので

「何を話したらいいんだろう。」「もっと有意義な会話がしたい。」

という思いが出てきます。そして、これらを積み重ねることで自分は世間話や雑談をすることが好きじゃないんだ。と思うようになりついには苦手に・・・

もし、世間話や雑談が苦手で克服したいなと思うのであれば、心にかかっている重りを外し、目的を求めない会話にも挑戦してみてはいかがでしょうか。もちろん少しずつで。



他人に興味がない人との付き合い方

何に興味があるのかを知る

一緒にいてストレスが溜まるのならば無理に距離を詰めずに必要最低限の会話でいいと個人的には思っています。ただ、仕事を進める上で良好な関係を築きたいと思う方もいるのではないでしょうか。

そんな時には、相手が何に興味があるのかを知ることをおすすめします。誰しも自分の興味があることに対しては自然と会話がはずむものですし仲間意識からあなたのことをその他大勢の中の一人から〇〇について話をした人というように変えていくことができます。

なので、他人に興味がない人との会話に困った時や良好な関係を気づきたいと思った時にはぜひ、相手が何に興味を持っているかを考えて会話のフックを積極的に掴んでいきましょう。

人と違った良さを見つける

人にはそれぞれいい部分もあれば悪い部分もあります。ただ、ついつい悪いところに目が行くもので、それによりイライラがつのるというのを経験されている方も多いのではないでしょうか。しかし、相手のいいところに目を向けると尊敬の気持ちが生まれ、悪いと思っている部分が相対的に和らいで見えます。

一年で一回会うかどうかの場合は、その場を少し我慢して乗り切ればいいですが、毎週顔を合わせないといけない人に対してストレスが溜まっているようだったら、まずはその人のいいところを探してみてください。そして、相手のいい部分を呪文のように心で唱えることであなたを苦しめるストレスをどんどん減らしていきましょう。

まとめ

今回の記事では、他人に興味がない人の特徴と付き合い方についていくつか紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

日々様々なことに追われていて自分のことで精一杯になるということはあると思います。そして、他人に興味が持てる人はそれほど多くないというのが今回執筆のために情報を集めている中で感じました。

他人に興味がない人に対してストレスを感じる方には日々生活を送っているコミュニティや職場において居心地が悪いものです。私も他人に興味を持っていない人と一緒にいるのはストレスを感じるので気持ちはかなり分かります。

しかし、ただ単に今の環境から逃げ出そうとしてもまた違う悩みに苦しむことになります。

なので、まずはこれまでに自分が居心地がいいと感じるコミュニティを思い出してみて、あなたらしく生きていける環境について考えてみてはいかがでしょうか。

きっと、世界の見えかたが大きく変わってきますよ。

おすすめ記事:市場価値が高い人になるために知っておきたい20代の過ごしかた