頭の回転が速い人に見られる5つの特徴と鍛える方法について


 
「あの人は、どうしてこんなに頭の回転が速いのだろう」
「頭の回転が速い人に憧れて、自分もそうなりたい」
そう思う時ってありませんか?

実際、頭の回転が速ければ、日常において臨機応変に対応ができたり、仕事を速く処理できたりとプラスに働くことが多くあります。

そこで今回は、頭の回転が速い人について

・頭の回転が速い人の特徴
・頭の回転が速い人になる方法

をご紹介します。本記事が、日々の生活や仕事の場面での何らかの手助けになれば幸いです。



頭の回転が速い人の特徴

理解力が高い

頭の回転が速い人の特徴1つ目は、”理解力が高い”です。

自分の伝えたいことをうまくくみ取って、整理してくれる人っていますよね。

また、会話が心地よいテンポで進むため、「またこの人と話したい」と思うことも多いのではないでしょうか。

これは、話の要点を掴むことが上手で、どのような話題も流れやポイントを理解し、スムーズに会話を進めることができるためです。

このように、高い理解力を活かし、どのような場面でも高いパフォーマンスを上げることができるのが頭の回転が速い人の特徴といえます。

分類能力と組み合わせ能力に長けている

頭の回転が速い人の特徴2つ目は、”分類能力と組み合わせ能力に長けている”です。

人気のコメンテーターやタレントを思い浮かべてみましょう。何か意見を求められたり、お題を与えられたりすると、瞬時に的確な答えを返し、場に笑いをもたらしていますよね。 

この時彼らは、情報を即座に分類し、これまでの自身の経験と似たこととの共通点を探し出し、絶妙な組み合わせとして的確な形で場に提供しているのです。

Aという話があった時、「Aのこの〇〇は、高校生の時に経験した△△に似ているな」ということを瞬時に導き出せるのです。頭の回転が速い人が話上手なのは、こういった接続が即座にできているためです。

このような思考の流れを参考に、周囲があっと驚くような返しができることを目指してみてはいかがでしょうか。

記憶力がよく、昔のこともよく覚えている

頭の回転が速い人の特徴3つ目は、”記憶力がよく、昔のこともよく覚えている”です。

上記でお伝えしたような分類・組み合わせを行うためには、そもそも経験や知識などのあらゆる情報を、自身の中で蓄えている必要があります。

記憶力が悪ければ、瞬く間に忘れてしまい、自身の中にストックとして残りません。

一方で、記憶力がよければ、多くのことを覚えているため、考える際に多くの引き出しから情報をとってくることができます。

”記憶力がいい”というのは、生まれつきの部分もありますが、「メモをとって定期的に見返す」といった工夫によって、ストックすることはできるので、「これは大切なことだ!」と思った際には、メモをとるというのは効果的ですよ。

ものごとをシンプルかつ大局的に考えられる

頭の回転が速い人の特徴4つ目は、”ものごとをシンプルかつ大局的に考えられる”です。

大局的に、かつ俯瞰してものごとを捉えることができる人っていますよね。

自分には見えていない景色がなぜ彼らには見えているのか、と思う方も多いのではないでしょうか。

これは、ものごとを構造的かつ俯瞰的に見ることができているためです。

構造的な思考については、ビジネススキルとして身につけ、視座については、背景や目的などを高いレベルで理解し、多くの経験を積んでいくことで積み重ねていきましょう。俯瞰的にものごとを見ることができる力が着々とつくはずですよ。

好奇心があり「どうして」「なぜ」が口癖

頭の回転が速い人の特徴5つ目は、”好奇心があり「どうして」「なぜ」が口癖になっている”です。

知好奇心があり「どうして」「なぜ」というのが口癖の人は、様々なことに興味関心を持つので、自然と知識がストックされていきます。

また、なぜと考えることで、ものごとを抽象化することができ、抽象化し、その抽象化したものを別の具体へ落とし込んでいくことで、周囲の人が思いつかないようなことを考えつくことができるのです。

些細なことからでもいいので、常に自分の周りを観察しながら、疑問を持つこと、積極的に知ろうとすることから始めてみてはいかがでしょうか。



頭の回転が速い人になるには?

インプットを欠かさない

頭の回転が速い人になる方法の1つ目は、”インプットを欠かさない”です。

頭の回転が速い人は、先ほど紹介したように、知識や経験のストックを多く持っています。

知識や経験をストックする有効な方法としては、本やYouTubeを見る、人と会って話す、など様々あります。特に、色んなジャンルを見る、色んな人と会うことは幅を広げるという意味で効果的です。

これは、普段接しない情報や経験に触れることで、思考の偏りやこり固まりを和らげることになるためです。

このように、日頃のインプット量を意識的に増やしていくと、思考する際の引き出しが増え、どこかで使える場面が自然と出てきますよ。

相手が何を言いたいのかのポイントを見つけにいく

頭の回転が速い人になる方法の2つ目は、”相手が何を言いたいのかのポイントを見つけにいく”です。

会話には流れがあり、その流れに沿って上手な返しができることが大事です。その上で、更に上手な返しをするには、相手が話したいことやその特徴を汲み取ることがポイントになってきます。

会話の大筋や流れが理解できると、うまい返しを考える時間が生まれます。その結果、いいタイミングでポンっと発言をすることができるようになり、周囲から見ると頭の回転が速いように映るのです。

会話の流れや要点を掴みにいくことは、初めは難しいですが、何度もやっている内に慣れてくるものです。

日々の会話の中で、相手が言いたいことのポイントを意識的に考えるようにすると少しずつコツが掴めてくるので、地道にやっていきましょう。

自分の頭で考える癖をつける

頭の回転が速い人になる方法の3つ目は、”自分の頭で考える癖をつける”です。

いくら知識や経験を蓄えたとしても、その知識をうまく使えなければ効果は薄くなります。

知識を引き出したり、組み合わせたりするのは、頭の中で回路が繋がるからこそなせることで、この回路は自分の頭で考えてアウトプットの量を増やすことで、活性化させていくことができます。

周りから得た情報を、自分の中で咀嚼し自分の言葉で言い換えて他人に伝えるなどといった、アウトプットをしていくことから始めてみてはいかがでしょうか。

経験を抽象化し、ストックする

頭の回転が速い人になる方法の4つ目は”経験を抽象化し、ストックする”です。

まず、具体的なことよりも抽象的なことの方が別の場面で結びつけやすくなります。

ただ、通常インプットした知識や経験は多くが具体的な事象です。

具体から抽象にしていく上で、「なぜ〇〇なのか?」と質問をすることは効果的です。いろいろな場面で結びつけやすいように着々と抽象化のストックをしていくのはおすすめです。

その上で、抽象化と具体化のプロセスを繰り返すと、より頭の回転に磨きがかかっていくので、余裕のある方は試してみてください。

おわりに

今回は、「頭の回転が速い人の特徴」や「頭の回転が速くなる方法」についてお話ししましたがいかがでしたでしょうか。

頭の回転は、訓練次第で速くしていくことができます。

日頃から幅広くインプットをする、常識を疑ってみる、など自身の頭で考えることを習慣づけてみてはいかがでしょうか。 

この記事がみなさんが頭の回転を速くしていくための一助になりましたら幸いです。