「あなたの夢は何ですか？」
そう質問されたとき、今のあなたならなんと答えるでしょうか。
「お金持ちになることです」
「幸せで楽しい家庭を築くこと」
「マイホームがほしい」
「特にない」
ほかにも、いろんな答えがあろうかと思います。
では、実際に夢を叶える人はどんな人たちなのでしょうか。
そして何より、彼ら・彼女らはどうやって夢を叶えたのでしょう。
本記事では以下の3項目についてご紹介します。
・夢を持つとどうなるか
・実際に叶える人の共通点
・夢を叶える方法
夢を持つとどうなるか？
夢を持っている人の状態として、次のようなことが挙げられます。
迷いがなくなる
夢を持つと、自分の向かう先が決まるので、やるべきことが明確になります。
一方で、向かう先が決まっていないと誰かの期待を満たしたり、他人の価値尺度をもとに行動することになってしまいます。
振り回されるだけ振り回され、どれだけ頑張っても何にもならないということも。。
過程に充実感を得ることができる
夢を持った人は、結果に対する達成感だけでなく、進むべき道を進めているという充実感を得ることができます。
達成感は結果に対してのみ感じますが、充実感は日々感じられるものなので、人生がより満足のいくものになっていくでしょう。
日々の体験や知識の吸収が早くなる
夢を持ち、向かう先が決まると、身につけるべきスキル・能力が明確になります。
それらのスキルや能力を身につけるモチベーションが生まれると、日々の知識・体験の吸収速度が加速していき、できることが増えていくと提供できる幅も深さも増していきます。
周りに自分と似たような人が増え、その結果、良質な人間関係を築けるようになる
夢について人に公言していると、夢を持たない人よりも同じように夢を持つ人がより興味を持ってくれるようになります。
次第に周囲には夢に向かって前向きに努力している人だけが残るようになり、良質な人間関係を築けることになるでしょう。
自己肯定感が高まる
夢を持つと、自分に嘘をつかなくなり大事なことに集中できるようになります。
それによって自分を信じられるようになり、自己肯定感が高まるのです。
また、自分を信じられることは、思いの外ポジティブな影響をもたらしてくれます。
以上が夢を持ったときの変化です。
次に、実際に夢を叶える人の共通点を5つご紹介します。
夢を叶える人の共通点・マインド
覚悟がある
夢を叶える人の共通点の1つ目は、”覚悟がある”です。
前項でご説明したように、夢を持つと迷いがなくなります。
加えて、夢を叶えるまで至る人は、「その夢とともに骨を埋めよう」、「人生を懸ける」、などのような強い覚悟を持って日々努力しているのです。
自分は成功できると思っている
夢を叶える人の共通点の2つ目は「自分は成功できると思っている」です。
実際に夢を叶えられる人は、残念ながらごく少数かと思います。
多くの人は現実の厳しさに打ちひしがれたり、途中で挫折してしまうでしょう。
そんな中でも夢を叶えられるのは、現実の厳しさなど気にも留めないほど自己評価が高く前に進んでいけるのです。
努力の基準が高い
夢を叶える人の共通点の3つ目は、”努力の基準が高い”です。
夢を叶えるためには、決して楽な道はないでしょう。
効率的なやり方はあるにせよ、日々コツコツ努力することが大変重要になってきます。
それを苦に思わず、継続的に努力し続けられる人が、夢を叶えていくのです。
今を全力で生きている
夢を叶える人の共通点の4つ目は、”今を全力で生きている”です。
夢を叶える人は、過去を振り返りません。
反省と次への教訓はあれど、後悔しつづけることはないのです。
また、未来についても同様で、先行きの不安にさいなまれながら夢を追う人はごくわずかなのではないでしょうか。
夢を叶える人たちは、”今、ここ”を全力で生き、日々を積み重ねる大切さを知っているのです。
目標と現状のギャップを客観的に見られている
夢を叶える人の共通点の5つ目は、”目標と現状のギャップを客観的に見られている”です。
夢を叶えるためには、夢にたどり着くまでの計画を立てることが第一です。
叶える見通しが立たない夢は、いつまで経っても叶う日は来ません。
だからこそ、現状を客観的に振り返り、目標までのギャップと進捗を確認しながら進める冷静さを兼ね備えているのです。
ここまでご紹介してきた共通点やマインドを持つ人たちは、もともとそのような星のもとに生まれた、選ばれし人なのでしょうか。
決してそんなわけはありません。
次に、誰もが夢を叶えるために明日から実践できる方法をご紹介します。
夢を叶える方法
求めること・どう生きたいかを書き出す
夢を叶える方法の1つ目は、”求めること・どう生きたいかを書き出す”です。
夢を1つにまとめることは難しいかもしれません。
ひとまとめにしようとせずに、まずはこれからやりたいこと、ありたい姿として思いつくものを書き出してみましょう。
そして、それぞれに対して自分がなぜそれがやりたいか？そうありたいか？を考えてみてください。
どんな原体験がきっかけなのか、どのようなモチベーションを感じているのか。
また、成功したとき、実現したときにどのような感情になっていそうか。
おそらくそれぞれに異なる理由や感じ方があるかと思いますが、共通する項目は必ずあるかと思います。
それを突き詰めて考えていくと、他人の価値軸の混じらない自分が真に求めていることが見つかるでしょう。
目標期限を決める
夢を叶える方法の2つ目は、”目標期限を決める”です。
夢を叶えるには、いつまでに叶えるか、を決めることはとても重要です。
期限を必ず守らなければいけないわけではありませんが、期限があるとそこまでのマイルストーンを設定することができ、自分が直近で何に取り組めばよいかが見えてきます。
そうやって夢の実現までの細かいステップを設定していくことで、遠くにしか見えない曖昧な存在が、一気にクリアにゴールとして見えてこようかと思います。
つまり、「夢」から「目標」に変えられるのです。
ロールモデルを見つける
夢を叶える方法の3つ目は、”ロールモデルを見つける”です。
「夢」を「目標」に変えた後に必要なことは、最短で目標に向かえる近道を探すことです。
率直に申し上げて、10万年前に生まれたといわれているホモ・サピエンスの長い歴史の中で、一度たりとも成し遂げられたことがないことをあなたがやろうとしている、というわけではないはずです。
それならば、自分の目標に近い存在、ロールモデルを見つけてその方のやり方を真似るのが効果的です。
直接話を聞きに行くのもよいでしょうし、その方の動画や書籍に触れて勉強するのも手ですね。
周囲に目標や夢を言う
夢を叶える方法の4つ目は、”周囲に目標や夢を言う”です。
目標が決まったら、臆せず人に公言していきましょう。
恥ずかしさや抵抗感は少なからずあるでしょうから、話す相手は本当に信頼できる方だけでも大丈夫です。
周囲に自分の目標を表明すると、知らず知らずのうちに後に引けなくなってきます。
今度は「目標があると言っておきながら何もしていないと思われたくない」という恥ずかしさが芽生えるからです。
そのように、周囲に話して退路を断ち、夢に向かって努力せざるを得ない状態にしてしまいましょう。
また、話した相手の興味が近しい場合は、一緒にやっていける可能性もありますよ。
目標達成への進捗を適切に捉える
夢を叶える方法の5つ目は、”目標達成への進捗を適切に捉える”です。
ここで必要なことは、やはり客観性です。
どうしても自分の努力については甘く評価しがちですが、目標達成への進捗はできるだけシビアに確認する必要があります。
ダイエットも「痩せる」とばかり言っているだけでは何も変わりません。まずは自分の身体がどんな状態であるか、生活習慣がどうであるか、しっかりと見ていく必要がありますよね。
自分に対して客観性を保つために、目標に対する進捗はできるだけ定量的に見られる指標を設定しておくのがよいでしょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回は、夢を持つとどうなるか、夢を叶える人の共通点、夢を叶える方法をご紹介しました。
夢に向かって引き続き努力している方も、
夢を一度諦めてしまった方も、
夢を持ったことがない方も、
夢をすでに叶えて現在は手持ち無沙汰の方も、
この記事を読んで、もう一度がんばろうという気持ちになっていただけたなら幸いです。
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