「金曜の夜や週末に予定を入れても心は満たされない。」
「毎日同じことをしていて代わり映えのない生活はつまらない」
と感じる時ってありませんか。
このような日々を過ごしていると人生自体がどんどん面白くなくつまらないと感じるようになります。
ただ、一方で人生を楽しそうに、生き生きと過ごしている人もいます。
この差は何が原因で生まれるのでしょうか。
そこで今回は、人生が楽しくない、つまらないと感じる人に見られる特徴について書きました。
また、後編の記事では人生がつまらないと感じる原因と人生を楽しくしていく方法について書いています。
ぜひご自身の今の状況に当てはめながらご覧ください。
目次
人生が楽しくない人の特徴
「たら、れば」が口癖になっている人
人生が楽しくない人は「たら、れば」が口癖になっています。
生き生きと働いている人と人生が楽しそうでない人の会話に耳をすますと、
人生が楽しそうでない人からは「何々があったら、あの時〇〇をしていれば」という言葉が多く発せられています。
過去や現在のことに対して、ぼやいたとしても何も変わることはありません。変わるのは行動を起こした時だけです。
ただ、行動を起こすと変化が生まれるので脳は邪魔をしようとします。そして、変わる機会を先延ばしにすることが癖になり、人生がどんどん面白くない方に…
なので、日頃自分や自分の周りの人達で「たら、れば」を多く耳にするようであれば危機感を持つようにしましょう。
嫌いなことばかりをやっている人
人生が楽しくない人は嫌いなことばかりをやっています。
好きか嫌いかというのは仕事をする上で重要な基準と言えます。
正直、好きなことを仕事にするというのは人によっては難しいところもあります。
ただ、嫌いなことの度合いにはよりますが、嫌いなことをやり続けるのは想像以上につらいものです。
中には嫌いなことだけど得意という場合もありますが、嫌いなことで得意でもないことはいくら頑張っても成果をあげることはかなり難しいと言えます。
もし現在嫌いなことをやっていると自覚があるのだったら好きなことで仕事にできそうなことはないか。または、嫌いではないことで得意なことはないかという視点で仕事を考えることをおすすめします。
嫌いなことばかりやっていた時に比べると仕事に対する意識は大きく変わりますよ。
自分の欠点ばかりに目がいく人
人生が楽しくない人は自分の欠点ばかりを見てしまっています。
日本人は特に自己肯定感が低く、自己肯定感が低いと自信が持てず自分の欠点に目がいくものです。
できていないところに目がいくこと自体は悪いことではありません。
そこで、改善のアクションに移せるかどうかで結果は変わってきます。
また、欠点をそのままにしてできないところばかりを見ていると辛くなりますし、人生つまらないなあとなります。
なので、自分の欠点にばかり目がいくようであればまずは自分が欠点に目がいきがちであることを認識するところから始めてみて下さい。そして、徐々にいいところに目を向けるようにしていきましょう。
真面目で辛抱強い人
人生が楽しくない人は真面目で辛抱強い傾向があります。
真面目さや辛抱強さは共に仕事をしていく上で重要です。
ただ、真面目で辛抱強い人は他者からの期待に対して毎回なんとか答えようとし、厳しい境遇に立った際に周りに頼ることができず一人で抱え込んでしまいます。
そうなると一つ一つの仕事に対する精神的、身体的負荷は大きく、ついには耐え切れなくなります。
そして、何のために自分はこんなに頑張っているのかと思うようになり、その状態から楽しいを見出すのは難しくなるでしょう。
なので、頑張りすぎて息苦しくなる前に一度冷静に自分を見つめ直す時間をとることをおすすめします。
個性を出すことを躊躇する人
コミュニティによって個性の出し具合に大きく差が出るときってありませんか?
少し頑張れば個性を出してその場に自分の居場所を作れたのに、あと一歩の勇気が出ず抑圧された気持ちでその場を過ごしたという経験をお持ちの方はいるのではないでしょうか。
どんな方にもそれぞれに特有の個性はあります。しかし、自分の素を出したら周囲からどう思われるんだろうと考えると個性を出すのを躊躇してしまうものです。
ただ、このように個性を出さずにいるというのは自分に対して小さな嘘をつき続けるということで、そんな自分を好きにはなりにくいものです。
もし、あなたが素の自分を出せずに苦しんでいるのであれば少しずつでいいので、自分に嘘をつく回数を減らしていくことで自分を好きになり、「人生つまらない」から脱却をしていきましょう。
他人が決めた価値観の中で生きている人
人生が楽しくない人は他人が決めた価値観の中で生きている傾向があります。
そもそも、自分はこれがしたいと心の底から思えることに出会えるのは幸運なことです。
ただ、ほとんどの人がやりたいことを見つけられるわけではありません。
大半は、仕事選びの際に家族や友人から褒められるような人生を歩むにはどうしたらいいかと考えます。
なぜなら、そうしていると自分が歩いている道が間違いないと安心できるからです。
そして、その際に分かりやすく成功していると思われるのが、学歴や社名などのラベルです。
世に「勝ち組」と呼ばれる人はそのラベルを獲得するために、これまで相当な努力をしてきたことでしょう。
ただ、変化を起こすとこれまでせっかく築いてきたものを崩す可能性が出てきます。
築いてきたものが大きいほど新たな世界に踏み出すことは難しいですし、大多数とは違う道を歩むという考えはだんだんと薄れていきます。
これまでを振り返ってみてずっと他人の価値観の中で生きてきたなあと思うのであれば、まだ修正が効く今少しずつでも変化を起こしてみてはいかがでしょうか。きっと自分のことを好きになれますよ。
おわりに
今回の記事では、人生が楽しくない、つまらないと感じる人の特徴について書いてきました。
ただ、人生をつまらないものにしたいとは誰も思っていないはずです。にもかかわらずなぜ人生はつまらなくなるのでしょうか。
その原因と楽しくする方法については次の記事で書きました。下記の記事をご覧下さい。
後編:人生つまらない…の原因は?「楽しくない」を「楽しい」に変える3つの方法
関連記事:仕事のやりがいとは何か?見い出すコツとやりがいのある仕事の見つけ方
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