転職で業界を超えて市場価値の高い人は専門分野の汎用性が高い

近年、AIや機械学習などITの進歩はすさまじく、「自分の将来は本当に安泰なのだろうか?」、「仮に今の会社の業績が悪くなってしまったら、給与等はどうなるのだろうか」などのばくぜんとした不安がある方がほとんどかと思います。

また、「とにかく時代はITだから、将来はITに転職だ!」などとお考えの方も多いのではないでしょうか?

では、これまでにないような変化の速度が速い時代が到来する中で求められるのはどういった人材なのでしょうか。

それはズバリ “市場価値の高い人材” です。

「そんなことわかってるよ!」と頭の中で叫んだ方が多いとは思いますが、

本記事では具体的に “どのような人材が市場価値が高く、他業界への転職時にも重宝される人材なのか”、 “その為に必須なことは何か” に焦点を当てて話を進めていきたいと思います。

また、「これはこうだろう!」等のご意見等がございましたら、是非、下記のコメント欄よりお願いいたします^^



市場価値とは?

まず前提として、市場価値とは何かを定義していきます。

本記事では、市場価値を「社会(企業)から求められるような価値」としました。

つまり、市場価値の高低における判断主体は社会であり、転職の際には転職先の会社があなたの市場価値を決めるということです。

では、以下で本記事のテーマである他業界への転職の際に市場価値が高いと判断される人の特徴について述べていきます。

現段階での市場価値を客観的に知りたい方は現在あなたが転職をした際の想定年収が分かる「MIIDAS」というサービスがありますのでそちらもぜひご確認ください。

他業界でも市場価値の高い人は汎用性の高い専門分野(スキル)を有している

市場価値の高い人材とは、一般に業界上位5%に入る実績を残している人のことを指し、いわゆる ”一流” と呼ばれている人のことを指します。

また、そのような方々に多く見受けられるのが、複数の専門分野を掛け合わせていることです。

複数の分野の掛け合わせについてはこちらの記事で詳しく解説してます。

こちらの記事の意識すべきことの1つにあげた「社会から求められること」は汎用性の高い専門分野を語る上で重要になってきます。

つまり、汎用性の高い専門分野とはこれからの社会で求められること、もっと言えばどこの会社でもあるような職種に関するスキルを高いレベルで身につけることに他なりません。

例えば、同じ業界トップの自動車メーカーの新エンジンを開発する部署に所属しているビジネスマンで考えてみましょう。

Aさん:新エンジン開発にのみ、10年間を費やしてきた

Bさん:同じ会社・部署にいながらも、本来の業務である新エンジンの開発に加えて、どのようなエンジンをこれから作るべきなのかを市場環境や社会情勢を細かく調査・判断し、クライアントから個人として高い評価を受けている

どちらの方が、他業界、例えば消費財メーカーの企業からすれば市場価値が高いといえるでしょうか。

それは、圧倒的にBさんです。

なぜなら、Bさんはエンジン開発に加えて、市場や社会が求めていることを調査しそれを具現化することができ、このスキルはマーケティングや商品企画に近いからです。

そして、マーケティングや商品企画の部署はこれからの時代において非常に求められている(どこの会社でも必要とされている)スキルなので企業の採用担当からすると光って見えます。

なので、消費財メーカーはもちろんのこと、社会から求めらていることを把握することと、それを具現化する力を両方身につけている人は非常に希少価値の高い人材であり、

他業界での転職でも市場価値が高くなります。

一方で、Aさんに関しては、業界トップ企業という潤沢な経営リソースを抱えている環境で与えられている仕事を着実にこなしている人という印象がどうしてもついてしまいます。

もちろんその堅実な姿勢等を評価されることはあるでしょうが、実際に「市場価値」という観点だとどうしてもBさんより評価は低くなります。

また、営業の場合でもただ「会社の製品を顧客に売ってきて〇〇億円の実績を上げてきた」という人よりも「誰に売りに行くのが最もよいのかという営業計画を自ら計画し、顧客の企業規模や自社の状況に応じて様々な価格帯の商品を売ることができ、実際に〇〇億の実績を上げてきた」という方のほうが、とうぜん高く評価されます。

汎用性の高いスキルを身につけるためには?

まず、理解していただきたいのが習得したい汎用性の高いスキルは人ぞれぞれ違うということです。

ですので、自分が何に興味を示して人よりも得意なことは何か、周りから求められていることは何かを十分に理解することが重要となります。

そして、自己を主観(やりたいこと)と客観(できること・求められること)の両方向から見つめることができれば、芯のしっかり通ったぶれにくいキャリアプランを練ることができるようになるでしょう。

すると、自分が身につけるべき汎用性の高いスキルが自然と見えてきますのでぜひ忙しい中でも紙とペンだけをもって自分がやりたいことは何かを考える時間をとってみてはいかがでしょうか。