ストレスを解消するよりも大切なストレスと〇〇になる方法!!


 
「言いたいことはあったけど周りを気にして言えなかった」
「苦手な人と仕事をする機会が頻繁にあってイライラしてしまう」
「やらなくてはいけないことが多すぎて明らかにキャパオーバーだけど助けてと言える人がいない」

といったことは日々仕事や生活を送っていると起こりますよね。

そして、ストレスを解消しようとしてスポーツや大声を出すといったことをしても根本の原因を解決できていないので気持ちが晴れず辛いものです。

また、ストレスを抱えた状態ではパフォーマンスは落ちますし慢性的にストレスがかかっていると鬱などの重い症状が現れよくありません。

このようにネガティブな印象があるストレス。ただ、捉え方によってはポジティブにすることもできます。

そこで今回は、ストレスを対処するよりも大切なストレスと友達になる方法について書きました。ストレスに対する考え方が大きく変わるかと思いますのでぜひご覧ください。

ストレスは悪いこと?

大人数の前でプレゼンをする際や仕事でミスをした際の上司への報告の際には、過度なストレスを感じ、汗が吹き出し、呼吸は浅くなり、心臓の音が聞こえることを経験された方はいるのではないでしょうか。

そして、これら日常生活で溜まっていくストレスは自律神経に大きな影響を及ぼし、通常であればバランスが取れているリラックスモードを司る「副交感神経」と活動モードを司る「交感神経」のバランスが乱れ、交感神経が活発になることで常に気を張った状態になるのです。

このように常に交感神経が優位になって気を張った状態が続くと体に様々な支障が出ます。ただ、ストレスは適度な場合には別のポジティブな側面も持ちます。

例えば、高校の定期試験で成績が同じくらいの友達がいたとしましょう。このような状況だと友達がどんな勉強をしているんだろうとか定期試験の成績はどうだったかとものすごく気になるものです。

そして、合計点で、一科目でも多く友達に負けないようにテスト勉強を頑張りますよね。

正直、テスト期間の一週間前は覚えなくてはいけないことも多くかなりのストレスがかかりますが、友人に負けないように、いい成績をとるためにお互いに競いあうのはいい意味でのライバル関係となり、一人で頑張るよりも頑張れたりするものです。

他にも学生時代の部活で、一緒に入部した同級生とどちらが先にレギュラーになれるかを競って、お互いの技術を高めあうといったことも同様です。

このように、ストレスは使い方によってはポジティブな結果を生むこともできます。

しかし、日々感じるストレスはネガティブなものの方が多いと思います。ただ、このネガティブなストレスは我々の捉え方によっては意味づけを変えることができます。

このストレスと我々の健康に与える影響についてスタンフォード大学のケリー・マクゴニガル氏がTedトークで話をしていたのでご紹介します。

ストレスは友達にもできる

ケリー・マクゴニガル氏はTedトークで発表した内容は、ひどいストレスを経験してもストレスを無害だと思う人たちの死亡リスクは上がるどころかストレスをほとんど感じなかった人たちと比較しても低いというものです。

この研究は、18万2千人のアメリカ人に対して8年に渡り追跡調査をし、実際に受けたストレスからではなくストレスを体に悪いと信じていたことによるのが原因とするものです。

つまり、ストレスに対する捉え方を変えることでストレスに対する体の反応を変えることができるという実験結果なのです。

先ほども触れましたが、ストレスを感じると心臓が高鳴り、息はしづらくなり、不安を感じるものです。そして、その状態では良いパフォーマンスを出すことは難しいものですし、何よりも健康を害してしまいます。

ただ、このようにストレスを感じた時に今感じているストレスは体に活力を与えてチャレンジに立ち向かえるようにしてくれているんだと考えると、たとえ呼吸が早くなったとしても脳により多くの酸素を送り、これから立ち向かうことに対して興奮しているんだと捉えるようになります。

また、一般的にストレスを受けると心拍数が増えて血管は収縮します。そして、慢性的に収縮することは健康上極めて悪影響です。ただ、参加者がストレス反応を有用なものと捉えると同じストレスを感じていても血管はリラックスした状態のままなのでした。

当然、ストレスを感じているので心臓は高鳴っていますが、血管がリラックスした状態なので特に問題はなく、喜んでいる時や興奮している時と似た状態となっていたのです。

このように、ストレスを友達だと捉えると困難に立ち向かう活力に変えることができ健康的にも良い影響があるのです。

ストレスを慢性的に感じていてとても辛い思いをしているなら、ストレスは友達だ!困難に立ち向かうことに対して興奮しているんだ!と思い込むようにしてみてはいかがでしょうか。緊張する場面やストレスを感じる際にはぜひ思い出して活用して下さい。

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