地頭がいいとはなにか?地頭がいい人に共通する3つの特徴と鍛え方


 
「会議で意見を求められた時にうまく説明することができなかった」
「頭が追いつかずに議論の中で、いつも相槌をうつマンになっていた」
「一緒に入った同期の吸収スピードが早く気づいたら自分と大きな差が開いてしまった」
といった経験ってありませんか?

理解力が低く意見を求められた際に答えられないと日々の業務にストレスが溜まるものです。そして、周囲からできない人扱いされてそうで居心地が悪いものですよね。

「自分は地頭が悪いから・・・」と諦めていませんか?「あの人は地頭が良いから・・・」と特別視していませんか?

そこで今回の記事では「地頭力とは何なのか」や「地頭がいい人の特徴」、「地頭力を鍛える方法」について書きました。ぜひあなたの日々の生活に当てはめながら見ていきましょう。

地頭力とは?

地頭力とは問題解決に必要となる考え方のベースとなる能力で、その人本来の頭のよさを言います。

地頭が優れている人と議論をしていると、思いもよらなかった角度から意見が飛んできて驚いたことってありませんか。

また、課題の特定が上手かったり、自分だけの視点ではなく相手視点で議論を進められる人っていますよね。

これは地頭がいい人は、普通の人と着眼点が違うためで、表面的な理解で終えるのではなく、「文脈」からその先の価値ある情報を見出す事を意識しているからこそできるのです。

また、元マッキンゼーの日本支社長の大前研一氏

「知識がなくても自分の頭で回答にいたる筋道を考えていける人を地頭力がある人」と言っています。

このように、地頭力とは自分の頭をフル回転させてゼロベースで筋道を立てて相手の視点に立って話を進められる力のことをいい、先行きの見えない現代では非常に重要な能力と言えます。

地頭がいい人の特徴

少ない情報から話を膨らませるのがうまい

同じ情報を与えられているのに、新しい観点に気づいたり、推測して話を先回りできる人っていませんか?

これは、未知のものに触れた時に思考回数が多いためで、一つの物事に対して様々な角度からアプローチする事が出来るので、新たな観点からの気づきや先回りした話が出来るのです。

たとえば、目の前を通る電車に、何人の男性が乗っているかと聞かれたら、地頭のいい人は何を考えるでしょう?

その電車の利用者層、目の前を通る時間帯、駅周辺の人口や男女比率などあらゆる数値や事実をかき集めて、仮説を立てています。

このように、地頭がいい人は少ない情報であらゆる角度から思考をはりめぐらせる事ができるのです。

また、フェルミ推定で有名なエンリコ・フェルミは推理・概算の達人であったといわれ、原子爆弾の爆発の際、ティッシュペーパーを落とし、その動きから爆風を計算し、爆発のエネルギーを見積もったという逸話があるほどです。

コミュニケーション能力に優れている

あなたの周りに、初対面の人とでもすぐに打ち解けてしまう人っていませんか?

これは、相手の目線に立って話したり、話す内容を分かりやすく伝える事ができるからです。

この、相手の目線に立って話したり、話す内容を分かりやすく伝える事は「地頭のいい人」の特徴の中でよく見られるものです。

そもそも、コミュニケーション能力というのは、

「そもそもどういった話をしたいと思って会っているのか」
「この人はこうした話し方をしたら喜んでくれそうだな」

などと「他者への想像力」を働かせながらこれまでの自分の経験を総動員させて、相手の目線に立って相手を楽しませ、喜ばせる能力のことと言えます。

このように地頭が良い人は、相手の立場に合わせて立ち振る舞いを変えることができる柔軟性があるので高いコミュニケーションが可能となるのです。

視点を自由自在に操ることができる

地頭のいい人は、自分の視点だけではなく、あらゆる視点を総動員して物事を判断できます。

「他の視点はないか?」、「他の人ならどう考えるのか?」「競合ならどういった戦略を打つか」
などと考え続ける事を大切にしています。

具体的には、「全体を俯瞰的に見る」「出来るだけ細かく分けて考える」「自分の常識を疑う」の3点を意識すると思考のとっかかりをつけやすくなります。

そして、複数の視点から物事を見つめるとあるものが見えてきます。

それは、物事の本質です。

このように地頭が良い人はあらゆる角度から、立場から総合的に判断することで最善の結果を出していけるのです。

地頭力を高めるための3つのステップ

本質的な課題を見つける訓練をする

地頭が良い人は、先ほど紹介したように物事の本質を見極めるのが上手です。ただ、訓練をしていなければ難しいものです。

そこで紹介したいのが、思考系の本を読んでケースの練習をすることで、手軽に課題解決の擬似体験をできるので一人で課題解決力を高めるにはうってつけです。

思考のベースを鍛える本だと「ISSUEから始めよ」、ケース問題の練習の本だと「過去問で鍛える地頭力」や「戦略コンサルティング・ファームの面接攻略法」 がおすすめです。

また、質の高いインプットがあることで本から学んだことを日常で実践する際の質が高まることはよくあることです。

特に質の高いインプットには海外で長く読まれているビジネス書がおすすめで、営業職の方なら、影響力の武器やファスト&スロー、人を動かすなどを読んでみてはいかがでしょうか。

話を要約する

人の話を聞いたり、本を読んだ時に感銘を受け、自分の生活や仕事で役立ちそうだとは思ったものの、数日経つとすっかり忘れていることってありますよね。

せっかく自分に役立ちそうな情報をインプットしたのに忘れてしまうのはとても勿体無いことです。

ここで、良質なインプットを自身の血肉にする上で効果的なのが、インプットした内容をを自分の言葉でわかりやすく要約することです。

例えば、本を読んだ時に「この本のメインメッセージは何か」「自分の中で何が良かったか、活かせそうなことは何か」など一枚の紙にメモをして最初のページに挟んでみてください。

そして、試しに自分の中で、30秒ほどで、説明できるか試してみましょう。

「この本の内容を一言で表すと」「この本のメインメッセージは大きく3つあって」「具体例をあげると〜」などとまずは文章に書き起こしてみてください。回数を重ねる中で要領よく説明できるようになっていきますよ。

専門外の人でも理解できるように説明する

専門外の人に自分がやっていることを説明したら頭の上にクエスチョンマークが浮かんでいた経験はありませんか?

喋る時でも文章で伝える時でも、相手に伝えようとするときは徹底して「分かりやすさ」を意識して伝えないと相手は置いてけぼりになります。

ただ分かりやすさを意識してアウトプットをしていると、自然に「相手のことを考える」クセがつきます。

加えて、非言語コミュニケーションをうまく活用することも重要で、相手の表情や目の動き、ジェスチャーなどの視覚的要素や声のトーンなどの聴覚的要素、間の取り方やうなずきなどの身体感覚的要素を上手く使えるようになるとコミュニケーションが円滑になっていきます。

このように、徹底的な相手視点でコミュニケーションをとることで会話のかけはしを築いてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、地頭のいい人の特徴と地頭力を鍛えるための具体的方法を紹介しましたがいかがでしたか?

正直、地頭が良くないと周りがすぐに理解できることを時間をかけて理解しなくてはいけませんし、周りからの視線も苦しいものがあります。

ただ、地頭は後天的に鍛えられるものなので、日々の生活の中で地頭を鍛える習慣を取り入れてなりたい自分像に近づけていきましょう。考え方を変えるだけでも思考力に違いは生まれるので、継続的に訓練をすれば自分の好きな自分になっていけますよ。

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