経験がないからできない
時間がないからできない
お金がないからできない
人脈がないからできない
家族に反対されているからできない
年だからできない
ずっと待っているだけで、自ら行動を起こさなければいつまでたっても現状は変わりません。
ただそうは言っても、したい人は10000人、始める人は100人、継続できる人は1人と言われているようにごく一部の人しか行動し、継続することはできません。
しかし、行動力があって大きな成功を掴み取っていく人は実際にいます。
そこで今回は、行動力がある人たちにみられる特徴に注目しました。
ぜひ自分は何個当てはまっているか数えながら見てみてください。
目次
行動力がある人の特徴
すべてを引き受けず、時には断る
行動力がある人は判断基準が固まっているのですべてを引き受けることはしません。
自分も相手の時間も大切にしていて、メリハリをつけて仕事に取り組んでいます。なので、今の自分にとって明らかに業務過多で引き受けたいと思えないことに対しては断ることを選びます。
会社員として働いている以上、通常の業務で発生する仕事にはもちろん取り組むますが、頼まれた仕事に関しては頼む側も申し訳ないと思っています。なので、きちんとした理由があって断っても関係が大きく崩れることはありません。
ただ、判断基準を持たずになんでも引き受けてしまう人はストレスを抱えて疲弊していきます。そして、疲弊して頭にもやがかかった状態では行動力は大きく落ちます。
なので、依頼されたことをすべて引き受けていているなら一度冷静に「この頼まれた仕事は自分にとって必要なことなのか」と考えるようにしてください。そうやって自分の時間を少しづつ取り戻していきましょう。
自分が使いたいと思うものを作る
行動力のある人は自分が使いたいと思うものを作ります。
ユーザーの購買時の選択肢が大幅に広がった現代では、ユーザー目線ではない商品やサービスは売れなくなっています。
また、自分が興味あるものでなければユーザーの真のニーズを満たすことは難しいものです。そして、自分が好きなことは行動する時の心理的ハードルが低くこだわりも生まれます。
なので、自分が興味や関心があり、こんな商品やサービスがあれば使ってみたいというのを深く考え、テストマーケティングをしながら作っていくことで真に価値のあるものを作っていきましょう。
失敗ではなく成長に目線が向いている
行動力のある人は、失敗したことは全て成功した後の笑いのネタになることを知っています。
その失敗の中には、世間の人が聞いたら驚くような失敗もあります。
ただ、失敗をネタにできる習慣が身につけば、当然失敗が怖くなくなりますし、さらに積極的な行動を起こせる人間になっていけます。
たとえ失敗したとしても目的を持って取り組んでいたのなら確実に成長をしています。この成長の部分に是非目を向けてあげましょう。
「志」が高く欲しいものが明確
行動力がある人は、高い志を持っていて欲しいものが明確になっています。
仕事をしていてずっと代わり映えのないことばかりだと歯車感を感じる瞬間が週に何度も訪れます。
ただ、志があるとそういった場合でも今の仕事が将来の自分にとってどういう意味を持つのかと考え、仕事に目的意識や自分なりの意味づけを行うこともできます。
すると、自発的に行動を起こすことができ、行動をする際のハードルは自然と下がっていきます。
なので志を高く持ち、その行動を通じて自分が何を欲しいのかを明確にするところから考えてみましょう。
自己肯定感が高く自分を信じきっている
行動力が高い人は自己肯定感が高く自分を信じきっています。
自己肯定感とは、誰かと比べて劣っているだとか優れているといった他者目線の考え方ではありません。
「どんな自分であっても自分自身を受け入れてかけがえのない存在」だと思えている状態です。
そして、自己肯定感が高いとどんなことをやっても自分ならできると思え、行動に移すことが自然にできます。
なので、自己肯定感が低いと思われる方は、自己肯定感を高めて行動に移すハードルを下げていきましょう。自己肯定感が低くなる原因と高める方法については以下の記事で詳しく書いています。
(関連記事:自己肯定感が低い人に現れる7つの典型的な特徴と後天的な3つの原因)
恥を恐れず完璧主義でない
行動力がある人は、ある程度の完成度でも人に見せることを大切にしています。
普通だと完成度が高くなってから見せようと思うものですが、行動力のある人は話し合いができるレベルに達すると積極的に叩き台にしていきます。
これは、これまでの経験から完成度を個人で高めるよりも先に全体に共有をしてフィードバックや意見をもらった方がいいものができることを知っているからです。
また、恥をかいて欲しいものを手に入れる為の行動を起こさないことの方がリスクであることを過去の経験から理解しているのです。
なので、とりあえずやってみることを大切にし、完成度が低い状態でも形にすることを大切にしましょう。
好奇心が旺盛で常にアンテナを張っている
行動力がある人は、いろんなところにアンテナを張っていて好奇心が旺盛です。
同じものを見たり同じことを経験したとしても「なぜだろう」「どうやったらできるんだろう」と考える人かどうかで物事の捉え方は大きく変わってきます。
好奇心を持っているとあらゆることに興味や関心を持つことができるので行動する時のハードルは下がります。
日常的に疑問を持つくせをつくると、自然と興味を持てる回数は増えていくのでまずは意識的に問いかけをしてみましょう。
習慣を大切にしている
行動力がある人は習慣を大切にしています。行動をする時に障害になるのは、タスクの難しさやどのくらいの時間で終わるかわからないといったことがあります。
ただ,習慣化をすることでモチベーションが上がらなくても作業にすっと取りかかることができます。
また、習慣化をすると周りの人たちよりも取り組んでいる時間や考えている時間が多くなるのでどんどん成果を上げていくことができ、良い成長のサイクルに乗ることができます。
失敗から学ぶ謙虚さがありバネにできる
行動力がある人は、失敗から学ぶ謙虚さとその失敗をバネにしてより強くなることができます。
誰にも失敗することはあります。そして、高い目標を立てて行動をしているとその分失敗する機会も多くなるものです。ただ、そこで自分に何が足りなかったから今回は失敗したのかと考えられるかどうかに大きな違いが生まれます。
行動力がある人はいい意味で謙虚さがあるので、失敗から学べることが何かしらあるはずだと考えて、同じ失敗をしないために学びます。その積み重ねが彼らをより高みに押し上げ、気づいたら自分の周りの環境がどんどんよくなっていくのです。
行動力のある人とのコミュニティを持っている
行動力がある人は、同じく行動力のある人とのコミュニティを持っています。
類は友を呼ぶやアメリカの起業家のジム・ローンがいう「人間は、いつも周りにいる5人の平均をとったような人になるものだ」などの言葉にもあるように、行動力がある人はエネルギッシュで生き生きとしているので周りも自然と行動を実際に起こしている人に囲まれるのです。
会社や上司の愚痴をいうのが習慣化しているコミュニティにあなたが属していて、行動力をつけて成功していきたいとあなたが思っているのなら身を置く環境を改めましょう。
私はあまのじゃくな性格で、行動を起こさないコミュニティに属している方が行動したくなるという方は別ですが。笑
アウトプットを意識してインプットをしている
行動力のある人は、インプットよりもアウトプットを大切にしています。
知識を入れて準備を万全にしてから行動に移すというのが日本の詰込み型教育を受けた我々には普通の考え方です。
ただ、行動力のある人はまずはやってみて、わからないことやできないことが見つかった時に勉強をするようにしています。
なぜなら準備が万全になる日などこないと知っているからです。それならできるところから始めていって「困ったたびに対処をしていけばいい。これまでもこのやり方でうまくいってきた」となるのです。
なので、何かを新しく始めようという時はインプットを万全にしてから挑むのではなく、インプットと並行してアウトプットをしていくスタイルで行動をするようにしていきましょう。
好きなことを選ぶようにしている
行動力があり成功している人たちの大半は好きなことを選ぶことを大切にしています。
なぜなら、好きなことでないと続かず、充実感を得られないことをこれまでの経験から知っているからです。
そして、好きなことをやっていく中で情熱が生まれ、「こんなことをやったらさらに面白そうだ」という気持ちになるのです。
このように継続していくことでどんどん上手になるのはもちろんですが、人生の納得感を高めるうえでも好きなことを意識的に選ぶようにすることは意味があります。
なので行動ができていない自分に嫌気がさすようなら、好きなことを選ぶ回数を意識的に上げていき、自分の好きな自分になっていきましょう。
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