個性ってそもそも何?
個性は生まれつき?後天的に磨くもの?
など、個性について教育されてきてこなかった我々にとって、個性とはそもそも何か分からないという方が大半かと思います。
自分には個性がないということで悩まれている方もいれば、
個性があることで、現状周囲とうまくいっていないという方もいるのではないでしょうか。
本日は、
・個性とは何か?
・本物の個性と偽物の個性の見分け方
・個性は変えるのではなく、活かすことに時間を使った方がいい理由
など、あなたが自身の個性と向き合っていく際のヒントについてご紹介します。
自分らしい生き方を歩む一助になりましたら幸いです。
個性とは何か
個性とは、個人の持つ性質や特性のことです。
無理につくろったりするものではなく、ありのままに出てくるもので、自分らしさという言葉は近しいです。
性格や考え方、価値観といった目に見えにくいものもあれば、服装や話し方、しぐさといった分かりやすいものまで様々あります。
ただ、個性というと、周囲とは違う自分、個性的であることを目的になってしまう場合があります。
本物の個性と偽物の個性について以下でお話します。
本物の個性?偽物の個性?
周りと違うことをしようと、奇抜なファッションや、非行に走ることを個性だと捉えている人もいますが、これは本物ではなく偽物の個性です。
個性というのは、他人を真似するや他者からの見られ方を気にして変えるものではありません。
性格や、考え方、価値観、服装、話し方、しぐさなどを真似たり、他者からの見られ方を気にして作り出されたものは偽物であり、自分が一番違和感を感じることになります。
人それぞれ自分のスタイルやペースというものがあり、その流れに逆らって個性を作ると必ずひずみが生じてくるのです。
自分が心地よさを覚えるのであれば、他人からどう思われようと関係なくそれがあなたの個性です。
好きや嫌いという感情と丁寧に向き合いながら、自分の頭で考える。
心の声に耳を傾け、正直に従うことこそが、あなたの個性が現れていることになります。
自分らしさを大切にし、あなた本来の個性を発揮していけるように徐々に環境も自分自身も変えていきましょう。
偽物の個性を磨いた先には幸せは残念ながらありません。
個性は変えるのではなく、活かすことに時間を使った方がいい
最後にお話したいのは、自分らしい個性が見つかった際に、その個性が理由で現状うまくいっていない場合についてです。
個性というのは、周囲との軋轢をうむこともあり、時には苦しい時もあると思います。
ただ、そんな時はどうか自分を変えようとするのではなく、自分らしい個性の活かし方がないかを考えて欲しいです。
「やりたいことで生きていきたいという」ことが個性だったとします。
このやりたいことで生きていくという生き方は、会社に勤めていると異端とされるでしょう。
そこで、周りの人に合わせて、会社員として組織のニーズに沿うことをとにかくしようという生き方は、息苦しいでしょうし、組織の中だからこそ生き生きと働ける人たちには勝てません。
ただ組織にいる以上、なりふり構わず自我を通すのは周囲の人の迷惑になります。
そのため、仕事の中で自分の個性をを発揮できる割合を増やしていくといったことや、自分が責任を持てる仕事外などの時間で少しずつやりたいことで生きていくための勉強や行動をはじめてみてください。
やりたいことで生きていくというのを小さくても良いので実践していると、同じような思いを持っている人たちにいつしか出会うことができます。そして、力をつけていけば、選択をすることができるようになっていきます。
その個性を面白いと思ってくれる仲間が動き続けていれば現れ、本当に生きやすくなるのでどうか負けないで下さい。
おわりに
今回は、個性について書きましたがいかがでしたでしょうか。
自分らしく、個性を発揮して生きていくのは難しいことです。
ただ、自分だからこその良さ、自分にしかないものに気付けるのはあなただけです。
自身特有の個性を自覚して「自分を好きになってあげられるきっかけ」「やりたいこと探し」の参考となりましたら嬉しい限りです。
やりたいこと探しに興味のあるかたは、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください!それでは。