後悔しない生き方を選ぶには?より良い人生を歩むためのコツを紹介!


 
あなたは、やりたいことを全てやりきった上で後悔なく人生を終える自信はありますか?

今そう聞かれても、自信があると言い切れる人は少ないのではないでしょうか。

それは、今の人生に心から満足できているわけではないと自覚していても、「とはいえ生き方を変えるのは怖い」という思いが勝ってとりあえず現状を維持している、という状態の人がとても多いからだと思います。

でも実は、180度人生を変える!などと急に舵を切らなくても、ちょっとコツをつかめば後悔しない人生への道を切り拓くことができます。

今回は、後悔しない生き方について一緒に考えていきましょう。



後悔しない生き方とは?

そもそも後悔しない生き方の定義を考えてみると、
それは「”自分の意思で選ぶ”ことができている人生である」と言えることだと思います。

周囲に流されるのではなく、自分の意思で決定し選び取りつづけること。

そしてその積み重ねによって、自分の決断や選択を尊重できるようになり、自分のことを信頼できるようになっていけるのです。

これこそが、後悔しない生き方の鍵になります。

ただ、常に自分の意思で選択するということ自体がとても難しいですよね。

というのも、そもそも自分の目指す状態が明確になっていないと選択の軸となるものがないため、岐路に立つたびに一貫性のない選択をすることになり、自分の人生なのに気づいたら自分の求めていない方向に進んでいた…ということが起こり得るからです。

そこで、後悔しない人生のためにもう一つ重要なことは、選択の軸を自分で持っておくことです。

あなたに今「XX年後にこれをやっていたい」と思える夢や目標があるならば、そこに向けて最短距離になる道、もしくはその時の成果を最大化できる道を常に選ぶのが良いでしょう。

また、そういった明確な目標がなくても、自分がどうなりたいか?どんな人生にしていきたいか?のイメージがあればそれを軸として持つのもおすすめです。

たとえば、よりワクワクする人生にしたいなら「迷ったら自分がより面白いと思える道、カッコイイと思える方を選ぶ」、より成長できる人生にしたいなら「自分にとって苦しいと思う道を選ぶ」などです。

まとめると、後悔しない生き方とは、自分の軸を持っており、その軸に沿って自分自身で道を選択できていると思えることにあります。



後悔につながりやすいこととは?

次に、後悔につながることについて見ていきましょう。

後悔を抱くことを先回りして知っておくことで、そうしないためにはどうすればよいか?を考えるヒントにもなるので順に確認していきましょう。

大切な人やことにもっと時間を使うべきだった

1つ目は「大切な人やことにもっと時間を使うべきだった」という後悔です。

これは、人生の最後に後悔するパターンとして最も多いと言われています。

「仕事ばかりになって家族・友人と過ごす時間をおろそかにしてしまった」

「本当は叶えたい夢があったが、結局挑戦することなく歳を重ねてしまった」

など、今の時点でも心当たりのある方もいるのではないでしょうか。

特に日々忙しくしている人ほど視野が狭まり、利害関係や世間体、周囲の目ばかりを気にしすぎて本当に大切な人やことを見失ってしまう傾向があります。

時には立ち止まって、自分の生活で最も多く時間を使っているものはなにか、これは自分が本当にしたい時間の使い方なのかといったことを考える時間をとってみてはいかがでしょうか。

直感や心に従って判断することを大切にすればよかった

2つ目は、「直感や心に従って判断することを大切にすればよかった」と後悔するパターンです。

これは、特に人生の大きな決断をする際に生じやすい後悔です。

なぜなら、人は大きな決断をする時ほど自分でその責任を負うことを恐れて、周りに流されがちになるからです。

「受験で本当は他に目指したい進路があったけれど、親や先生に言われたから別の道を選んだ」

「好きな人がいたけれど、周りに止められたから条件の良い別の人と結婚した」

など、大きな決断で自分の意思を裏切る決断をすると、後々進んだ道でうまくいかないことがある度に「あの時やっぱり自分の思った通りにすればよかった」と後悔することになりかねません。

特に大きな岐路に立っている方は、他の人に意見を求める前にまず自分はどうしたいのか?とぜひ考えてみてください!

興味を持ったことをとりあえずやってみれば良かった

3つ目は「興味を持ったことをとりあえずやってみれば良かった」と後悔するパターンです。

たとえば、ちょっとやってみたいなと思っているゲームやスポーツ、行ってみたい国や着てみたい服、そして挑戦してみたい習い事など、誰しもいくつかは”興味があるけれどやれていないこと”があると思います。

でも「やろうと思えばいつでもできるから」「今は忙しいしお金もないし」と後回しにしていませんか?

そうやって後回しにしてしまうといつの間にか体力も時間もどんどんなくなっていき、結果的に興味を持ったことのほとんどをできないまま歳をとってしまいます。

そしてそういったライトな「やりたいけどやらなかったこと」が重なっていくと、「やりたいことに全然挑戦できない人生だったな…」という重い後悔に繋がってしまうのです。

これは反対に言えば、少しでも興味を持ったらすぐ実行すれば後悔の種をどんどん減らしていくことができ、「やりたいことをやりきった」と思える人生に近づくということです。

なので、やりたいことリストを作って「1か月に1つはそのリストを消化していこう」など目標を決めて取り組むと良いでしょう。

また、そのリストを友達や恋人、家族と共有して一緒にやっていけると、より楽しく継続できるのでおすすめです。

もちろん、やってみて思ったより面白くなかったな、と思うものも中にはあると思いますが、自分には合わなかったと知ることができればそれは大きな収穫を得たと思い次にいきましょう。

その中の一つでも興味を持って続けられれば好きなことが増えて人生が豊かになりますし、「自分はやりたいと思ったらすぐに行動に移せる人間だ」と自分で思えるようになるのは魅力的ですね。



後悔しない生き方にするための3つのコツ


「後悔につながりやすいこと」の章でも少し触れましたが、最後に後悔しない生き方を送るための3つのコツをお伝えします。

心が動くこと・ワクワクすることに素直になる

後悔しない生き方にするためのコツ1つ目は、「心が動くこと・ワクワクすることに素直になる」です。

日常の中で、「何をしたいか」ではなく「何をすべきか」という軸で物事を決定してしまっている人は、意外と多いです。

たとえば、今日はどうしてもサンマを食べたい気分だけれど、冷蔵庫に昨日のおかずの残りがあるというとき。

多くの人は「今日食べないと傷んでしまうから昨日のおかずを食べるべき」などと考えて、昨日の残りを食べる選択をしているのではないでしょうか。

しかし、このように「こうすべきだ」と思い込むのではなく、昨日のおかずは冷凍しておいて今日サンマを食べる選択はないのか、つまり”心が動いたほう”を選択することはできないのか、をその都度考え、少し手がかかっても自分が幸せを感じる選択をとることは実はとても大切なことなのです。

(もちろん、翌日に回すと腐ってしまう、冷凍もできないというような場合はできるだけ前日の残りを食べるのも素晴らしい選択です><) こんな小さなことで…と思うかもしれませんが、普段から自分で自分に課している義務が多い人ほど、大きな選択を迫られる場面やチャンスが舞い込んできたときにも、自分の心に蓋をして「べき」論で判断する癖がついてしまいます。

だからこそ、日ごろからできるだけ自分のワクワクを実現する選択をするという習慣づけをし、自分の人生を満たすための第一歩を踏み出していきましょう。

自分の意思で決断する

後悔しない生き方にするためのコツ2つ目は、「自分の意思で決断する」です。

周りの人に流されて行動をすると、先ほどもお話しした通り、後々その道の先で壁にぶつかった時に「自分は本当はそうしたくなかったのに」「自分が思った通りに行動すれば良かった」という後悔につながります。

このように、周りに流されることは他責にできるぶん確かに楽なのですが、自分の責任だと思えていないため改善にも至らず、ずっと同じように、誰かに言われたことをやって上手くいかずまた誰かのせいにして…というループにはまってしまいますよね。

一方で、自分の意思で決断すると、まず「本当は自分はこうしたかったのに」という後悔が残る可能性を確実になくすことができます。

さらに、もし自分で決めた選択で失敗してしまったとしても、その失敗を自分事として捉えられているため「次はこうしたら上手くいくのでは」と改善に主体的に取り組めるようになり、結果的に他責思考をしていたときよりも圧倒的に早く、目指したゴールに到達することができるでしょう。

このように、自分で納得した決断を下すことで、
・人のせいにする退路を断つ
・自分の決断によって失敗しても、自分事として捉え改善につなげやすいので結果的に成功に繋がりやすい
という利点があるのです。

まずは行動してみる

後悔しない生き方にするための最後のコツは「まずは行動してみる」です。

やってみたいなと思ったことは先延ばしせずに、即行動に移しましょう。

この時の”行動”には2種類あります。

1つ目が、「良く考えずにその道に飛び込んでみる」こと。

これはあまりリスクを伴わない決断の時にとても有効です。

たとえば「ちゃんと運動したいな」と思ったらその日にジムを契約する、周りの人に宣言する、などがこれに当てはまります。

まさに「案ずるより産むが易し」型と言えますね。

一方で、大きなリスクを伴う決断の時に大切な行動は、「まず調べてみる」ことです。

特に転職など人生の中でも重要な決断を下す時には、「まず調べる」という行動をとることが、大きな失敗や後悔を生まないための大事なポイントになります。

また、そういった大きな決断の前には、「決断後の自分」をできる限りリアルに想像することは効果的なので、実際にその道に進んだ人に話を聞くのもおすすめですよ。

どちらの行動にしても、興味の対象が見つかったらそのまま放置せず、モチベーションの高いうちに即実行することがとても大切です。

おわりに

いかがだったでしょうか。

今回は後悔しない生き方についてお話ししました。

「大きく人生を変える勇気もないし、ワクワクしないけど現状維持でいいかな」と思っている人にこそ、少しの行動・意識の変化で、後悔なくやりきった!と思える人生に変えられることを知っていただけたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。