自分がミスをしたときにカバーしてくれた先輩に対して、懐の深さを感じたことはありませんか?
また、日々生きていてこの人は底が見えないなと思う時ってありますよね。
このように、人格者と言われる人たちの「人としてデキている部分」に触れたことで、自分に足りないものは何かな?と考えたあなたに向けて、今回は
「人格者が持つ3つの特徴」や「人格者になるために意識したいこと」について書きました。
ご自身に当てはまりそうなところを探しながらご覧ください。
目次
人格者が持つ3つの特徴
他者に対してのリスペクトの心がある
人格者だと周囲から思われる人は、他者に対してリスペクトの心を持っています。
誰しも、この人は話を聞いた上で自分のことを尊重してくれていると分かれば、もっと一緒にいたいと思うものです。
一方で、人は相手が自分のことをおろそかにしているということは思いの外分かるもので、他者に対してリスペクトを持てない人の周りには濃い人間関係はできません。
ただ、人格者な方にも興味がわきにくい分野や理解しがたいこともあります。
しかし、そのような時にシャットアウトするのではなく、相手の考えや気持ちを理解できないからといって否定をせず、まずは話を聞きます。
そしてその上で、自分とやっていることが違ったり、価値観が異なる場合は、他者特有の個性として受け入れてたのしむことが出来ます。
このように、相手を理解しようとする姿勢やその上で、一つの大切な人格として人に接している誠実さが相手に伝わるのです。
常に穏やかで冷静
人格者だと周囲から思われる人は、常に穏やかで冷静です。
誰しも、自分が忙しい時にはいっぱいいっぱいなのが端から見て伝わるものですし、他者に対して思いを巡らせることは難しくなります。
しかし、周囲から一目置かれている人格者な方は、自分の感情をコントロールできるので、常に穏やかで余裕があり、困っている人の気持ちに寄り添いながら冷静に判断をしていきます。
この相手の気持ちに対する細やかさであったり、決断を下していく姿というのは安心感を周囲に与えますし、コミュニティの中で輝いて見えるのでしょう。
経験からくる自信をまとっている
人格者だと周囲から思われる人は、経験からくる自信をまとっています。
その人の人生というのは、これまでにしてきた経験から形作られ、人格者な人たちはこれまでに自分の基準に従って様々な経験をしてきています。
そして、その時々で経験したことから学びを得て、その人ならではの視点や自信となっていきます。
自分の琴線に触れることをしているので、自分から知識を取りに行くことが当たり前となり、吸収した情報を自分なりの言葉に落とし込みます。
このように、インプットの経験の量が圧倒的に多く、その上で自分が信じることに向けて走ることをしていると、他の人とは違う雰囲気が出てくるのでしょう。
人格者になるために意識したいこと
相手の感情の部分に注目して話を聞く
人格者だと周囲から思われる人は、相手の感情に対して非常に敏感です。
普段話を聞いている時に、多くの人は会話の内容を聞くのに必死になります。
もちろん、会話の内容を理解する力は、重要ですし、そもそも理解力がなかったり、きちんと話を聞く忍耐力がなければ内容の理解も難しいでしょう。
ただ、人格者だと周囲から思われている人は表面的な部分のみではなく、相手がその話をしているシーンを思い浮かべて、その時に感じたであろうことを付け加えています。
このような会話の仕方は、会話の質を一段階も二段階も上げます。
なので、相手の話を真剣に聞くのも大切ですが、その上でその時に感じたであろうことに思いを巡らせてみてはいかがでしょうか?
たとえ見当違いなことや間違えていたとしても、この人は自分に興味を持ってくれているんだということは嬉しいものなので、果敢にトライしてみてください。
実践し続けることで、どんどん精度や深さが出てきますよ。
相手に考える機会を与える質問をする
人格者だと周囲から思われる人は、アドバイスよりも相手に考える機会を与える質問をすることを大切にしています。
人格者な人は、判断力や決断力があるので、的を射たアドバイスをすることはもちろんできます。
ただ、相手に考える機会を与えることなくアドバイスをすることはその人の考える機会を奪っていますし、長期的に一緒に仕事をしていく場合、指示待ちな人となってしまいます。
答えがある程度定まっている中で、相手に気づいてもらえる質問をすることは、高い能力が必要ですし、何よりも忍耐力がいります。
相手の話をしっかり理解した上で、質問をしていく中で忍耐強く相談相手にとってしっくりくる解決策を見つけていくことに視点を向けていきましょう。
おわりに
今回は、「人格者が持つ3つの特徴」やその特徴から見えてくる人格者になるために日々の生活で試せることについて書きましたがいかがでしたでしょうか。
周りから一目置かれる人というのは、自分を持っており、その上で相手に思いを巡らせ、関わる人たちにポジティブな影響をあたえることを大切にしています。
相手の感情に着目をし、あなたと人生の時間を一部でも一緒にできたことを喜んでもらえるような人生にしていきましょう。