「目標に向かっていきいきとしている人を見ると正直焦る」
「目標を持った方がいいと多くの人から言われるけど、自分にとって何が目標になるのかが分からない」
といった経験ってありませんか?
また、目標はそもそも決めないといけないものなのでしょうか?
せっかく頑張って目標を決めたとしても、今後変化していくのであれば、今決める必要はないのではと思うことでしょう。
そこで今回は、
「人生の目標は持つべきなのか」
という話から
「人生の目標とは何か」
「人生の目標を見つける4つの方法」
について書きました。
日々の生活の中で忘れがちな、あなたの生き方につながるヒントや考えるきっかけを見つけていきましょう。
目次
人生の目標は持つべきか?
この記事を読んでいるあなたは、何度か人生の目標を探したことはあるという方々だと思います。
ただ、人生という壮大なテーマを考えたところ、その時は納得のいくものを見つけることができなかったのではないでしょうか。
また、仮にその時々で目標を決めたとしても目標というのは変わっていくものだから、考えるだけ無駄なのではと思う方も多いかと思います。
たしかに、人生の目標というのは、壮大なテーマなだけに見つける労力は大きいですし、仮に見つけられたとしても今後変化をしていくものだと私も思います。
しかし、たとえ仮置きでも、将来変わったとしても、今のあなた自身が考え尽くした目標を設定することが大切なのです。
なぜなら、仮置きでも人生の目標が決まると、
自分なりの行動基準が決まるからです。
このように、自分なりの行動基準が決まると、他人と比較をして疲弊することも減りますし、将来に対する漠然とした不安を小さくすることができます。
たとえ、その時々で立てた目標が後から振り返るといけていなかったとしてもいいじゃないですか。
できることも興味の幅も日々増えていく中で、その時々で考えて考え抜いたものを突き詰めてやるということが大事なのです。
このように、とことん突き詰めて考えたものを実際にやった経験というのは、あなたの地肉となります。
そして、これら人生の時々で経験したことは「人生を通じてやりたいことはこれだ!!」と思えることを見つけた際に間違いなく大きな財産となってかえってきます。
なので、仮置きでもいいので人生の目標を立て、行動に移していくことをおすすめします。
ただ、人生の目標を見つけようと言われても何から考えればいいか分からないものですよね。
そこで次に、人生の目標とは何かについてお話しをしていきます。
人生の目標とは
まず、『目標』と聞くと、自分なりに設定をして、達成するものという印象を受ける方が多いのではないでしょうか。
例えば、勉強を頑張って〇〇大学に行く、全国大会に出場する、お金持ちになっていい車に乗る、などが浮かびますよね。
しかし、これらの目標というのは、
「その目標を達成することによって他人から賞賛される」
であったり、
「世の中の基準での成功を得られそうだ」
とあなたが思っていることが含まれることが大半でしょう。
ただ、そういった他者からの評価を基に作られた目標というのは、たとえ頑張って達成ができたとしてもあなた自身が真に満たされることはなく、人生の目標にはなりえません。
他人の人生を生きることについてアップルの創業者の故スティーブ・ジョブズ氏は以下のように言っています。
あなたの時間は限られている。
だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。
他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。
そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持つことだ。
それはどういうわけか、あなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。
それ以外のことは、全部二の次の意味でしかない。
スティーブ・ジョブズ
あなたの内面の声に耳を傾け、本当に納得できることを行うことが大切なのです。
このように内面の声ととことん向き合っていると、その目標を達成した瞬間はもちろんですが、目標を追いかけているプロセスにもワクワクすることができます。
ただ、内面の声に従って決めた人生の目標があなた自身が本当に追いかけたいと思えるものかどうかを判断することは難しいものですよね。
そうです。この判断がとても難しいのです。
そこで、このようにこのまま自分が決めた目標の達成に向けて進んでいいのか心配な時に私が投げかけている言葉を一つ紹介します。
それは、
「誰からも褒められなくても、時には友人からやめて欲しいと言われても、それでもやり続けたいと思えることか」
という問いで、この質問にYES!!と言えるのであれば、その目標はあなたの内側から出てきたものです。
こういった内側から出てきた目標を追うことができると、情熱が生まれますし、何よりも継続することができます。
そして、継続できることはどんどん上手くなっていき、人々が求めるものであればあなたのやっていることに需要が生まれます。
ただ、何もすべてをお金に結び付ける必要はなく、趣味としてでももちろん構いません。
しかし、平日の起きている時間の60%以上を費やす仕事とあなたなりの目標を絡めることができると、人生の充実度は間違いなく高まるのであなたも目指してみてはいかがでしょうか。
(関連記事:情熱はどこから生まれる?情熱を持つことで変わるこれからの時代の生き方!)
人生の目標を見つける方法
目標に向かって頑張っている人に話を聞いてみる
人生の目標を見つける方法の1つ目は、目標に向かって頑張っている人に話を聞いてみるです。
目標に向かって実際に頑張っている人は、いきいきと輝いて見えるものですよね。
その人がどのように目標を決めたのか
その目標に向かってどんな努力をしているのか
などを実際に聞くことで、刺激を受けることが出来ます。
また、自分だったらどうかを考えるヒントにもなります。
「ゼロから自身の人生の目標を考えるのが難しそう」と思う方は、
実際に自分が立てた人生の目標の達成に向けて頑張っている人たちの話を聞くことで、
あなたなりの目標を見つけるヒントにしてみてはいかがでしょうか。
感情が振れた瞬間を書き出す
人生の目標を見つける方法の2つ目は、感情が振れた瞬間を書き出すです。
楽しかった時や、つまらない、辛いと思う時というのは、あなたが人生の目標を探す際に大きなヒントとなります。
楽かったと思うことは、そのことをしていること自体に充実感があります。
そして、楽しく充実感があることに対して、どの部分が自分の気持ちを高ぶらせるのかと考えてみて下さい。
チームで自分達が決めた目標を追っていることが楽しいのであれば、
自分が認めた人たちと自分もこれは達成したいと思える目標を追いかけている時が楽しいんだと分かるようになります。
このように、どの部分が自分の気持ちを高ぶらせているかが明確になると、どの要素があれば楽しく充実感を持って生きられるかが分かってきます。
また、つまらない時や、辛いと思うことに関しても、
どの部分につまらない、辛いと思うのかを考えることで、人生の目標に立ててはいけないことが明確になります。
ポジティブな面とネガティブな面の両方からあなたなりの人生の目標を見つけていきましょう。
無理だと決めつけずに、やりたいことをひたすら書いてみる
人生の目標を見つける方法の3つ目は、無理だと決めつけずに、やりたいことをひたすら書いてみるです。
大きな目標を立てると、ついつい自分には無理なんじゃないかなと思ってしまうものです。
ただ、本気で打ち込める目標であれば、想像以上の力を発揮することができるものです。
なので、現状の自分だと達成できそうかどうかは考えずに、心のままにやってみたいこと実現した状態を書きだしてみましょう。
・自分が孫正義だったら?
・自分が本田圭佑だったら?
・自分が孫悟空だったら?
など、仮に自分が他人やアニメのキャラクターやモノだとして何をしたいかを考えてみると良いでしょう。
現状や、現状から想定される近い未来の収入や地位・スキルに発想をしばられてしまってはもったいないです。
『今の自分には無理だから』という制約を一度取り払って、自分のやりたいことを書き出してみてはいかがでしょうか。
3年後の自分をイメージする
人生の目標を見つける方法の最後に紹介するのは、3年後の自分をイメージするです。
遠い未来のことを漠然と考えてみてもどんな人生を過ごしたいかはすぐには見つからないかもしれません。
そんな時は、ひとまず3年後の自分を想像してみてください。
・どんな仕事をしていたいのか。
・隣には誰がいてほしいのか。
・どんなことをしているとたのしいか。
これらを考えることで、少しだけ自分の未来を現実的に考えることが出来るのではないでしょうか。
そして、
『イメージした3年後の自分に対してわくわくできるかどうか』
これを確かめてみてください。
あなたが目標としている自分の姿にわくわくできるかということが大切です。
ぜひ、わくわくできるかということを基準に目標を設定していきましょう。
おわりに
ここまで、人生の目標に関して
・そもそも必要なのか
・なぜ人生の目標は設定する方が良いのか
・設定するためには何をすればよいのか
について書きましたが、いかがでしたでしょうか。
実際に、人生の目標を設定するのは非常に難しいことですし常にアップデートされていきます
したがって、現時点で
・目標がないこと
・目標があるけど具体的ではないこと
に対して、焦る必要はありません。
本記事が目標設定やその実現の一助となりましたら幸いです。
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