イーロン・マスクの名言5選!未来を変える起業家の本質的な考え方


 
「あなたが思う偉大な起業家は誰ですか」と聞かれたらどんな人を思い浮かべますか?

もちろん人それぞれで思い浮かべる人物に違いはあると思いますが、スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグ、孫正義さんなどはイメージしやすいのではないでしょうか。

ただ、私が今世界で最も偉大でイノベーティブな人物を一人あげるならイーロン・マスクと答えます。

彼は、画期的な電気自動車を製造するTesla(テスラ社)のCEOや宇宙事業を推進するスペースX、ネット決裁サービスのPayPal(ペイパル)の創立者とさまざまな顔を持っています。

また、これらの事業もそうですが、イーロン・マスクは100年後の人類のために自分に何ができるかということを軸に日々事業に取り組んでおり、これは他の名だたる起業家と一線を画するところだと思います。

そして、これほど大規模な事業を複数軌道に乗せていること自体が常人では考えられないところですが、それ以上に彼の徹底した理念や情熱には人を惹きつけるものがあります。

それこそ、イーロン・マスクに関するインタビュー動画や大学の卒業生に対して行ったスピーチなどは数多くありますが、高い熱量と圧倒的に努力をしてきたからこそ出てくる言葉の重みから、30分を超える動画でもついつい最後まで見てしまうほどです。それも同じ動画を何度も。

そんなイーロン・マスクの本質的な物の考え方や人間的な魅力に心が突き動かされた私が、彼が語った言葉の中で好きなものを5つほど紹介していきます。



イーロンマスクの名言5選

イーロン・マスクの名言①:働く時間について

週に80〜100時間は働くべきだ。地獄のよう? でも、それこそが成功の確率を引き上げるんだ。40時間しか働かない人と100時間働くあなたが、同じタスクをこなしたとする。わかるだろう? 他人が1年かかるところを4カ月で達成できるわけだ。

そして、ただやみくもに働くのではなく、他人に高い価値を与えられると自信があるものにフォーカスすることが大事だとインタビューの中で語っています。

自分は何が好きなのか、何が得意なのかを明確にして、それが他の誰かにいい影響を与えれるかと考えることはビジネスの根本的なところですが、意外と見落とされがちなところではないでしょうか。

また、週に80時間だと1日11.5時間、100時間だと14.2時間。睡眠が6時間で風呂や食事が2時間だとすると1日に使える時間は16時間。80時間ならそのうちの72%、100時間なら89%となります。改めて数字にしてみるとこれまで彼が事業に対して費やしてきた時間の多さに驚かされますね。

イーロン・マスクの名言②:リーダーや経営者に必要なこと

目標を立てたら、それに到達するためのあらゆる問題解決法を考え取り組みます。リーダーや経営者にとって必要なものとは何でしょうか。私は、明るい未来を信じられる仕事を創ることだと思います

これは、イーロン・マスクらしさが出た言葉だと思います。また、仕事をする上で「明るい未来を信じられる仕事を自分はしているんだ」と感じることができる人は、どの程度いるのかと考えさせられました。

ただ、自分自身が明るい未来を創り出すんだという強いビジョンを持って事業に取り組んでいると、その姿は周りにも強い影響を与えるものです。なので、「自分も周りも幸せにできるようなことはないか?」という観点を持って仕事に取り組むと日々の気持ちの持ちようや成果は大きく変わりそうですね。

イーロン・マスクの名言③:一緒に働く仲間について

起業するにしても就職するにしても何より大事なのは、すごい人達を惹きつけるということです。素晴らしいと思えるグループに参加するにしても、会社を作るにしても、すごい人達を集めるというのは必須です。いかなる会社も、商品やサービスを生み出すために集められたグループなのです。グループの仕事を信頼し、正しい方向において結束することが会社に成功をもたらします。ですから起業するのであれば、何がなんでもすごい人達を集めましょう。

質の高い商品やサービスを作るという目的に対して、とても優秀で強みのある人を集めることはこの上なく重要なことです。

また、このように優秀な方々は自分の軸がしっかりとある人が多いので、話をしたり一緒にプロジェクトを進めるプロセス自体が楽しいものです。

そして、自分自身の能力を上げて環境を変えようと努力すると、このような刺激的な人たちとワクワクしながら働くことも可能です。なので、現状に満足できていないという方は、今一度どんな人たちと自分は働きたいのかをじっくりと考えてみてはいかがでしょうか。

イーロン・マスクの名言④:仕事への取り組み方

自分を追い込むためには希望や情熱というものを切り離す事です。
やる事をやる。どんな状況であろうと。

何か目標を決めて、それを達成するために努力をすることがあると思います。ただ、理想が高ければ高いほど現実とのギャップに苦しむものですよね。また、どうしてもやる気が出ない時ってありますよね。

ただ、モチベーションが上がるのを周囲は待ってくれませんし、何かをするにしても期日がある場合がほとんどです。このモチベーションの上げ方に対して、堀江貴文さんも「目先のことに集中して今を真剣に生きること、その目先のことをやらない限りは、何も始まらない。」と話しています。

このように、日々その日できることを着実に行っていくことの積み重ねにより、目標にたどりつく権利を得られるのです。なので、目の前にあることをとにかくやる。そうじゃないと何も始まらないと自分に言い聞かせるようにしましょう。そうやって日々生活をしている内に始める時のハードルは下がっていくものですよ。

イーロン・マスクの名言⑤:リスクについて

若いうちこそ、リスクを負う時です。まだ子どもも住宅ローンも無いならば特にです。歳を取るにつれて、リスクを取ることは困難になっていきます。今こそが、リスクを取るチャンスです。

歳をとるごとにやらない理由やできない理由が増えていくというのは多くの人に当てはまるのではないでしょうか。また、結婚をして子供ができると意思決定が自分だけのものではなくなります。

そして、「今こそがリスクを取るチャンスです。」という最後の一言はグッとくるものがあります。また、リスクをとることをチャンスと捉えるのは普通の考え方ではないですよね。

ただ、このままでいいのかなと思い、今よりもワクワクできる何かにもし出会えたのなら「今こそがリスクを取るチャンスなんだ」と思い返してみて下さい。きっとあなたの勇気ある挑戦の背中を押してくれますよ。

まとめ

今回は、宇宙事業や電気自動車の事業などで近年大きな注目を集めているイーロン・マスクの仕事への取り組み方や考え方に関する名言を紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

今回紹介した5つの言葉に関しては、彼だからできると思えるものもあるかと思います。ただ、これらの言葉の中で少しでもいいなと思うものがあれば、まずはとっつきやすいところから日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

特にイーロン・マスクも堀江さんもともに言っている「目の前のことをとにかくやる」というのは、軽く見られがちですが物事の本質をついた言葉だと思います。なので、今日より明日の自分が好きになれるようにできることから始めてみましょう。