「現状、自分の仕事に夢中になれていない」
「これが好きです!という言えるものを見つけて、動いている人がキラキラして見える」
と思うことってありませんか?
夢中になれるものを見つけられなければ幸せになれないという訳ではありません。
ただ、「夢中になれるものが自分には必要」だと思う。「平凡はいや、何者かになりたい」からこそあなたはこの記事に訪れたのではないでしょうか。
そこで今回は、夢中になれるものがないから抜け出す方法と、そもそも夢中になれていない原因について書きました。お悩み解決の一助になれば幸いです。
目次
夢中になれるものが見つかっていない理由
夢中になることの必要性を認識できていなかった
夢中になれるものが見つかっていない理由の1つ目は、”夢中になることの必要性を認識できていなかった”です。
小学生くらいまでは、好きなことはなに?や、将来何になりたい?といったことを問われてきた方も多いかと思います。
ただ、中学、高校、大学、社会人と年齢を重ねていくごとに、自分の気持ちに蓋をして、周りから変な人だと思われないようにしてきたのではないでしょうか。
こうなると、好きなことや、夢中になれることのカケラがたとえ見つかったとしても、
「こんなこと言うと変に思われるだろうからやめておこう」
となってしまうものです。
すでに無意識のうちに夢中になることを抑え込んでいるようでしたら、まずは夢中になることを抑え込んでいる自分を認識してみて下さい!
自分の内側に向き合うことを疎かにしている
夢中になれるものが見つかっていない理由の2つ目は、”自分の内側に向き合うことを疎かにしている”です。
分からないことがあればGoogleで検索をしたり、人に聞くかと思います。
これと同じように、自分のやりたいこと、夢中になれることを考える際も自分の外の世界からついつい探そうとするのではないでしょうか。
ただ、夢中になれるものというのは、自分の外側にあるのではなく、内側にあります。
特に、あなたの感情が振れる部分に夢中になれるものは転がっています。
楽しい、嬉しい、ワクワクするという感情というのは、他人には分かりません。自分にしか分からないのです。
ぜひ、自分の心の動きに注目するようにしましょう。
自分に制限をかけている
夢中になれるものが見つかっていない理由の3つ目は、”自分に制限をかけている”です。
「本当は〇〇をしてみたいと思うんだけど、世間的にあまりよく思われなさそう。周囲にバカにされるかもしれない」
というように自分で自分に制限をかけてしまっていませんか?
また、「どうせ無理」や「成功できるのは一部の人で、自分ではない」と思ってしまうと夢中になれるものを探すことは困難になります。
他人の目を気にしないというのはいきなりは難しいと思います。ただ、少しづつでいいので、とりあえずやってみるということを増やしていってみてはいかがでしょうか。
「するべき」「あるべき」で選択してきた
夢中になれるものが見つかっていない理由の4つ目は、”「するべき」「あるべき」で選択してきた”です。
先ほど紹介した、”自分に制限をかけている”と少し被る部分もありますが、ものごとの選択の際に「するべき」「あるべき」のみで考えると、途端に人生はつまらない方向に向かってしまいます。
これをやることに意味があるか、この道を外れると食べていけなくなる恐れがあるからやめておこう。
こういった考え方が重要な場面も多くあります。
ただ、夢中になれるものを探すという点では、大きくノイズになってしまいます。
「するべき」「あるべき」「意味があるか」と考えるのを一旦やめて、「したい」「楽しそう」「ワクワクする」ということを選んでみるようにしてみて下さい。
仕事にいきなりするのが怖ければ、趣味や副業とかで初めてみるのもいいと思います。むしろはじめは小さく初めてみることをおすすめします。
自分にとって価値があるかを大切にできていなかった
夢中になれるものが見つかっていない理由の5つ目は、”自分にとって価値があるかを大切にできていなかった”です。
仕事として短期的に成立したとしても、誰かの役に立っていなければ中長期的では残念ながら廃れてしまいます。
多くの場合、誰かの役に立つ仕事についていることと思いますが、このときに自分にとって価値があるかを見落としてしまっていないでしょうか。
世の中に価値を提供できていたとしても、あなた自身にとって価値を感じられないものであれば続けることは難しいですし、自分視点で価値を感じられるものでなければ満たれる日はきません。
世の中にとって価値があるというのも重要ですが、その上で自分にとって価値があるかということをぜひ今一度考えてみてください!
夢中になれるものを見つける方法
自分のワクワクに敏感になる
夢中になれるものを見つける方法の1つ目は、”自分のワクワクに敏感になる”です。
夢中になれるものというのは、つまるところ「ワクワク」「嬉しい」「楽しい」といったポジティブな心の動きの先にあるものです。
「するべき」「あるべき」「意味があるか」という考え方をついついしてしまいがちですが、自分のポジティブな心の動きにまずは敏感になることからです。
普段の暮らしの中、または仕事の中で、何だったら楽しくできているか。ワクワクしているか。
1日を通じて全く楽しくないという場合でも、資料作成をしているとき、書類整理をしているとき、お客様と会話をしているときなど、部分的にポジティブな心の動きがある瞬間はあるかと思います。
なにが嬉しかったかは、人によって違います。
自分にとって嬉しかったことをメモしていくことで、クセが分かるようになってきます。あくまで主観で、嬉しいと思うこと、楽しいと思うこと、意味があると思えることをやるのが良いと私は思います。
そういった瞬間をぜひ書き留めるようにしてみてください!
ワクワクをさらに掘る
夢中になれるものを見つける方法の2つ目は、”ワクワクをさらに掘る”です。
先ほど、あなた自身の視点でワクワクした瞬間について書き留めることの重要性についてお話しました。
その上で次にやっていただきたいのは、なぜポジティブな心の動きになったのかを考えることです。
たとえば、仕事の中でアイデアをだす瞬間が楽しいと思えるのであれば、それはなぜ楽しいと思えるのか?と問いかけてみて下さい。
すると、
「議論が前に進むことでチームに貢献できたことが嬉しい」
「自分の頭の中にあることを形にするのが楽しい」
など、ポジティブな心の動きになった理由が出てきます!
ワクワクの規則性を見つけ出す
夢中になれるものを見つける方法の3つ目は、”ワクワクの規則性を見つけ出す”です。
最後に行っていただきたいのは、これまで集めてきたワクワクする瞬間となぜワクワクしたのかを考えたことから、ワクワクの規則性を見つけ出すことです。
仮に、自分の頭の中にあることを形にするのが楽しいというのが、先ほど紹介した仕事の場面以外でも見受けられるのであれば、「ものを作ること」自体にあなたの心はポジティブな反応を示すということが言えます。
「尊敬する人たちと自分も叶えたいと思う目標を追い求めているときにワクワクする」などもあるかもしれません。
こうして共通して出てくるものは、あなたの根幹をなす価値観であることも多く、価値観とはあなたに満足感を与えるものに直結するもので、価値観に沿った生き方ができていなければ、不幸せだと感じやすく、何をやっていても満たされない生き方になってしまう確率が高まります。
ワクワクした瞬間を書き出せたらぜひ、深掘り、規則性を見出すというところまで挑戦してみてください。かなり納得感が高まりますよ。
おわりに
「夢中になれるもの」について、見つけ方や見つかっていない理由について書きました。
自分が夢中になれること、やりたいと思うことは本当は自分が一番わかっているものです。
ただ、多くの場合は何らかの制限によって、押し込めてしまっています。
今回書いてきたことが、夢中になれるもの探し、やりたいこと探しの参考になりましたら嬉しい限りです。
やりたいこと探しに興味のあるかたは、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください!それでは。