頑張ってはいるけど結果がなかなか出ない。
結果が出ず、職場での居心地が悪い。出社するのが嫌だな。
と思うことってありませんか?
会社勤めをしていると常に結果が求められ、その結果によって査定が決まるので息詰まる瞬間がありますよね。
ただ、頑張ったんだから過程についても評価をできればして欲しいという思いもあるかと思います。
そこで、今回は結果が全てか、過程も大事かということについて書いてみました。
ぜひ、ご自身の現在の状況に当てはめながら見てみて下さい。
目次
結果が全てか?過程が大事か?
まず、結果が全てか、過程が大事かについてですが、
私は何においても優先すべきは結果だと思います。
このような言い方をすると厳しいかもしれませんが、
プロ意識が高く、結果を出すことに責任を持って仕事に取り組める人は、どのチームや組織でも重宝されます。
口で大きな事をいうのは簡単で、多くの人ができます。
ただ、きちんと行動をして、結果をあげることができる人はごくごく少数です。
だからこそ、結果を出す人の発言は説得力を持ちます。
では、結果を出す人というのは、何が他の人と違うのでしょうか。
私が考えるに、結果を出す人と出せない人を大きく分けるポイントは、
・自己認知力
・結果に結びつく努力の仕方を考えられる力
・結果を出すまで手を打ち続ける胆力
の3つの力があるかどうかだと思います。
この3つの力がある人は、結果を意図的に出すことができているなと周囲の人を見ていても感じます。
それでは、3つの力についてそれぞれ見ていきましょう。
結果を出す人の3つの力
自己認知力
結果を出す人の特徴の1つ目は、自己認知力の高さです。
自分ができることが認識できていなければ、追う目標がどのくらいの高さかがそもそも分かりません。
そんな状態の中で、とりあえず行動をしていればいつかは目標を達成できるだろうと思ってやったとしても望む結果を得ることは難しいでしょう。
なので、まずは自分ができることを認識する。
または、今できていなかったとしても好きなことや興味があることであれば自然と継続することができ、時間が経つとできることになっていくので、できること探しの1つに入れてみてはいかがでしょうか。
今できることや好きなこと・興味があることといった今後できるようになることを棚卸しすることで、まずは自分自身を正確に認識するようにしましょう!
結果に結びつく努力の仕方を考えられる力
結果を出す人の特徴の2つ目は、結果に結びつく努力の仕方を考えられるです。
努力は必ず報われるという言葉がありますが、社会に出てから自分の努力が報われたと思える人は少ないのではないでしょうか。
受験のようにやり方がある程度決まっていて、費やした時間に応じて結果につながりやすい分野は、社会に出てからはあまり多くありません。
努力してみても結果が出なかったことを何回やったとしても出てくるのは同じ結果です。
であれば、今できることの中から目標に到達するためのアプローチ方法を変えるか、できることを増やしてやれそうなことの幅を広げるかのどちらかです。
頑張ったとしても結果が出ていないのであれば、結果に結びつく努力の仕方を自分はできているのかと問いかけてみてください。その問いかけと試行錯誤の繰り返しで、結果に繋がる努力にしていきましょう。
結果を出すまで手を打ち続ける胆力
結果を出す人の特徴の3つ目は、結果を出すまで手を打ち続ける粘り強さです。
いくら筋がよく、いい戦略があったとしても実際に行動をしなければ成果をだすことはできません。
また、行動をしていく中で見えてくる改善点というのはいくらでもあります。
努力の基準値をあげて、とにかく行動をする中でこのままやっていくといつ目標に到達できるかと考えながらとにかく進み続けましょう。
スキルがついてくると短い時間で成果をあげることができます。
このように時間に余裕ができると、より本質的な事に取り組んでいくことができるので、成果が出る好循環に乗っていけますよ。
結果を出すために重要なこと
ここまで、やるからには結果が全てということと意図的に結果を出す人が持つ3つの力について書いてきましたがいかがでしたでしょうか。
この章では、私が社会人として働いている中で大切だなと思ったことについて2つほど書きました。参考になるものあればぜひ取り入れてみて下さい。
高い視座を持って、目の前のことに愚直に取り組む
結果を出すために重要なことの1つ目は、高い視座を持って、目の前のことに愚直に取り組むです。
仕事であれば、求められていることや任されている理由が必ずあります。
単純な作業であれば頭を使わなくても時間をかければ終えることができるでしょう。
ただ、この記事を見ておられる方は、自分の頭で考えて行動しなければいけないことが多いのではないでしょうか。
求められていることや期待されていることを満たすためには、自分視点を飛び越えて自分の上司、その上司の上の方の方針を正確に捉えるようにしましょう。
いくら自分がいいなと思ったことであったとしても、会社の方針や部の方針と合っていなければ、求められていないものを作ることになってしまうからです。
このようにして上の方針と自分の現在地が分かったのであれば、あとは目の前のことを愚直に取り組むのみです。しっかりとすり合わせを行うことで、結果に繋がる努力をしていきましょう。
本当にできないかを問い続ける
結果を出すために重要なことの2つ目は、本当にできないかを問い続けるです。
何か新しいことに挑戦する時や取り組んでいる中で行き詰まる時ってありますよね。
その時に、少し考えてみて解決の仕方が思い浮かばなかったり、あまりにも工数がかかることだとできない理由を考えてしまうことと思います。
このように、できない理由を考えているなという時は、
ほんとうにできないのか?
全部はできなかったとしても一部分ならできるんじゃないか?
といったように自分自身に問いかけてみるようにしましょう。
この問いかけ1つで、無理だと決めつけていたことがまだ考える余地があることに気づけるものです。
行き詰まった時こそ周囲と差をつけるチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか。
おわりに
今回は、結果が全てか?過程が大事か?について私なりの考えを書きましたがいかがでしたでしょうか。
せっかく自分の時間を使っているのであれば、結果を出すための行動をどこまでできるかということに集中することがとても大切です。
できることが増えると、やりたいことが増えます。
日々謙虚に学び、できることを増やし、成功体験を積むことで、ポジティブな気持ちで物事に向き合えるようになっていきましょう。