優秀な人の特徴と頭がいい人で終わらないために実践すべき4つのこと


 
前回、頭のいい人と優秀な人の違いについてお話ししました。(まだ読んでいない方は「優秀な人」は「頭がいい人」に比べて〇〇に対する意識がすごいを先にお読みください。)

今回は、前回の記事を踏まえて優秀な人は具体的にどういった特徴があるのか、また頭がいい人で終わらず周囲から一目置かれる存在になるために実践すべきことについて書いていきます。

まず、頭のいい人と優秀な人を分けるのは、PDCAの回し方で優秀な人は成果を常に意識していてCheckとActionに時間を十分に割いて質を高めていると言いました。

こういった言い方をすると、「いやいや、はじめに全体で成果を共有して進めているよ」という声が上がってきそうですが、最後の成果物に対しての意思決定や責任はどの程度でしょうか。

はじめのうちは、成果を意識していますが任される部分が決まると自己保存の法則が働き、全体での自分の仕事の立ち位置であったり最適化をしようという意識がどんどん薄れます。

ですので、本当の意味で成果を意識しているのは、プロジェクト単位だとリーダーのみである場合が多いです。

しかし、優秀な人は年次や役職に関わらず成果を出すためにはどうしたらいいかを常に考えていて、成果を出すために必要ならば手足を使って情報を取りに行ったり、周りがあまりやりたがらないような泥臭いことでもやってのけます。

つまり、現在起こっていることに対してその状況がネガティブであっても自分が意思決定をする立場ならどう改善をするかとプロジェクト全体を俯瞰します。

そして、この常に自分事として捉える姿勢こそが優秀な人と周囲から一目置かれる所以なのです。

では、優秀な人の特徴について3つ紹介していきます。



優秀な人の3つの特徴

同じ失敗はくり返さない

仕事を通じて成長していくのは、

新しい仕事を任される → 失敗する → 失敗した原因を考えて次の成功につなげる → 少しうまくなり小さな成功を収める → 上司から信頼される → 期待の気持ちを込めて少し大きな新しい仕事を任される → 失敗する → ・・・

このようなサイクルが多くの場合当てはまるのではないでしょうか。

そしてこの中で一番重要なのは、失敗した後の「失敗した原因を考えて次の成功につなげる」という部分で、優秀な人は失敗をした後の原因の追求と改善が早く的確なのです。

なので、次の「少しうまくなり小さな成功を収める」フェーズにのることができ、気づいたら同期との間に大きな差が生まれるのです。

なぜ?と疑い検証と改善を欠かさない

大抵の物事は一度の「なぜ?」で見えてくるほど単純ではありません。

優秀な人は、日頃から一度ではなく何度も深堀りをする質問をして本質的な課題は何かを考えています。

そして、導き出した考えをそのままで終わらせることなく仮説検証と改善に活かして質の高い成果につなげる。

また、このなぜと何度も聞くやりかたはGoogleやTOYOTA、リクルートのマネジメント方法でも使われています。

(あわせて読みたい:上司は部下を手とり足とり指導すべきか結果だけを見るべきか?)

時間に対する意識が高く生産性を気にしている

社会人は、業務時間の中で、どれだけ高いパフォーマンスを発揮できるかが求められます。

優秀な人は、成果のクオリティを意識していて優先順位を明確にしている。

この優先順位の際にCheckとActionの重要性を分かっているので忙しい中でもしっかりと時間を取ります。

そういった積み重ねが、生産性を高く保ち費用対効果の高い仕事につながっていきます。

「終わらなければ残業をすればなんとかなる」などという考えがある人は、要注意です。

ここまで、周りから一目置かれる優秀な人の特徴について話しましたがいががだったでしょうか?

「いやーかなりハードル高いよ」と思われた方もいるかもしれません。

しかし、よくよく見てみるとこれら3つの特徴はどれも後天的に身につけるものだと気づきます。

では、頭がいい人で終わらず優秀な人になるために日頃の業務で実践すべきことは何でしょうか?



優秀な人になるために今すぐ実践できる4つのこと

なぜの深堀りをする

 今日起きたことを1日の終わりに振り返って、重要なものに対しては最低でも3回は深堀りをする質問とそれに対する答えを作りましょう。

この振り返りのときに単なる出来事の記録ではなく「自分はそのとき、どう感じたのか」まで落とし込むことが大切です。

こうすることで、自分の中に落とし込んでいくことができますし、「失敗したな」ということであれば熱いうちに振り返りと対策を考えることで次同じような状況になった時に対処できるようになります。

また、深堀りをして抽象度が高くなったことをもとにして、他だとどんな場面に転用できそうかも考えましょう。

予習をして会議に臨む

 会議に出席する場合にどんな議題で、何を発言するかを前日までに3つ書いて会議が始まったら発言を積極的に行いましょう。

また、通常の業務であっても時間帯ごとにやることが明確になるので質が上がります。この予習をやっている人はかなり少ないのでやるだけで大きな差がつきます。

そして、必ず達成できたかの復習も行いましょう。

検証と改善を計画の段階で強く意識する

全業務時間の中で検証と改善に充ててる時間をグーグルカレンダーに記載する。

この時、P、D、C、Aそれぞれに色を割り振って一週間の自分の時間の使い方の癖を見極める。

そして、なぜ検証や改善が少なくなってしまうのか、プランにばかり時間を使ってしまっているのかなどを分析して次の週に気をつけることを手帳に3つ書いてすぐに目に触れるようにする。

とにかくプロトタイプを作る

周囲からの意見やアドバイスは非常に大切です。

ですので、締め切り間近に完成度の高いものを目指すのではなく、プロトタイプとして7割の出来のものを半分の時間で作って議論の叩き台にして周囲からフィードバックをもらいましょう。

そして、アドバイスなどから出てきた課題に対して検証を行い改善をひたすら行う中で質を高めていきましょう。

まとめ

優秀な人の特徴や日頃の業務で実践すべきことについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

「優秀な人、本当に頭のいい人」の特徴やなり方についてはまだまだあるのですが今回はPDCAのサイクルを意識した記事としました。(「優秀な人、本当に頭のいい人」についてのPDCAに絞ったもの以外も今後作る予定ですので完成次第投稿いたします。)

実践編の予習やなぜの深堀りに関しては、一連の流れになっているのでつながりも意識しながら日々の業務に取り入れていっていただけたらと思います。