仕事を楽しむ方法とは?楽しさの本質と仕事が楽しくないと感じる理由について


 
「生き生きと仕事をしている人に対していいなと思うが自分には無理なこと。」

「仕事はつらくて苦しいもの。ただ、もし仕事の時間に充実感を感じられるようになる方法があるのなら知りたい」

と思うことってありませんか?

仕事は、平日の起きている時間の大半を占めるものなのでつらい、つまらないと思って過ごすよりは充実していて生き生きと過ごしたいと思うものだと思います。

そこで、今回は

  • 仕事に楽しさを覚えるのはどういった時か
  • 仕事が楽しくないと感じる理由
  • 仕事楽しくないから楽しいに変える方法

の3つについて書きました。まず最初は仕事に楽しさを覚える瞬間についてです。順にご覧下さい。

(前編:仕事が楽しい人に共通する5つの特徴と楽しんでいる人が持つ2つの要素とは?



仕事に楽しさを覚えるのはどんな時か

仕事や趣味の活動でもそうですが何か結果を出した時って達成感があり、嬉しいものですよね。

ただ、楽しいという感覚は達成感とは違ったものです。

楽しいと感じるのは、行動をしている中であり、充実感を感じている時のことを楽しいというのです。

充実感を感じやすい行動としては、

  • 今までの自分の枠を超えて挑戦をしているとき
  • 全体の中での自分の役割が明確になり、周囲とのつながりを感じながら行動をしているとき
  • 数日前にはできなかったことができるようになり、自分の成長を実感できるとき
  • 自分も叶えたいと思う共通の目標に向けて仲間と協力して達成に向かっているとき

このように、今までの自分の能力や領域を超えて何かに少しでもチャレンジする。

そしてそのチャレンジの中で、望む成果が得られたり、自分の成長を感じることができたりした時、人は楽しさを感じることができます。

ただ単に決められた仕事をこなしているだけではなく、難易度が高くても自分が思いついたことの実現に向けてチャレンジしているとき、それがどんなに小さなチャレンジであっても私たちはわくわくした感覚を持ちます。

また、居心地のいい人達に囲まれて日々を過ごしているというのも人生が楽しいと感じられ、共通の目標を掲げて行動を起こしているときに一緒に走っている仲間が魅力的であれば楽しいと思えるものです。

そして、その上でこの目標を達成することが自分にとって意義深いと感じれるとさらに楽しさを増すことができます。

人間は本能的に人に喜ばれることを求めており、昨日よりも今日の自分が進化したいと本能的に望んでいるものです。

毎日毎日、少しでも自分を成長させたい、進化させたいと心の底では思っているのです。

なので、どんな小さなことでも「こうしたらいいんじゃないか?」ということを思いついたらそのことを実行し、実行したことがうまくいこうがいくまいがそれを振り返り、そこから気づきや学びを得て、次はこうしようというアイデアに基づいてまた行動していくことで楽しいと感じるようにしていきましょう。



仕事を楽しむことができていない理由

スキルが不足している

仕事が楽しくないと感じるときにはその業務に対するスキルが十分でない場合が多いです。

スキルが不足していると、できることは限られ、やらされている感覚を強く感じながら仕事をすることになります。

すると、やりがいや楽しいという感覚は芽生えにくくなります。

一方で、スキルが十分であれば成果をあげることができ、できることはどんどん広がっていきます。

成果をあげられるということは需要を満たすことができるので仕事が生まれ、社内での評価は高いものとなります。

また、もしやっている業務が好きなことでなかったとしても得意なことであれば成果が出せ、主導権を握りながら仕事を進めることができるのでスキルの成熟度は重要なことと言えるでしょう。

人間関係がうまくいっていない

退職理由で一番多いのは人間関係によるストレスと言われています。

また、世の中の悩みの大半は人間関係からくるものと言われるほどこの人間関係という問題は根深いです。

社会の一員として仕事をする場合には、上司や部下、同僚、取引先の方などと協力をしてプロジェクトを進めていく必要があります。

そんな中で、人間関係にこじれがあると仕事自体の生産性は著しく落ちますし、楽しいと感じることは難しくなります。

人間関係で慢性的につらい思いをしているのであれば自分に原因はないかと考えてみたり、環境を変えることを検討してみてはいかがでしょうか。

嫌なことで成果も出ないことをしている

仕事がちっとも楽しくない人は嫌なことで成果もでないことをしています。

先ほど、スキルがあれば成果をあげることができるので楽しいと感じられると言いました。

ただ、嫌いなことだと機会があったとしてもスキルはなかなか上げることはできないので、成果を出すことも難しくなります。

仕事としてやっている以上、好きと言いきれるほどに熱中できる仕事を全員ができる訳ではありませんし、まだまだ少ないでしょう。

ただ、せめて嫌いではないことを仕事にしていないと

嫌いだから取り組んでいる最中の密度が低い→うまくならない→成果が出ない→おもしろくない

という負の連鎖を断ち切ることはできないので、嫌いなことを仕事にしている人は要注意ですよ。

業務内容と待遇が釣り合っていない

業務内容が忙しい割に報酬が低いというのは仕事が楽しくないと感じる要因となります。

もちろん人によっては、やりがいを感じれるのであればかなり忙しくて報酬が低くても頑張れるという人もいます。

このようにやりがいというものを報酬と置き換えるという考え方もあります。

ただ、この記事を読まれている方の大半は仕事が楽しくなく、やりがいを感じることがなかなかできない状況にいることと思います。

そのような場合、業務内容は忙しいのに報酬が低いと自分の頑張りが正当に評価されていないと感じて虚しくなるものですよね。

そんなときは、今の自分の社外での市場価値を確認することをおすすめします。

転職エージェントの方に相談すると自分の能力に見合った適正な市場価値を確認することができるので一度話を聞きにいってみてはいかがでしょうか。

今は、かなりの売り手市場なので現状よりも待遇の良いところはきっとありますよ。

(関連記事:市場価値が高い人になるために知っておきたい20代の過ごしかた

人の役に立っている実感がなく、感謝される機会もない

人の役に立つことをしていると感謝されるものです。特にサービス業や接客業であれば直接感じることができます。

このように感謝をされると他者から必要とされている実感を得ることができるものです。

そうやって誰しもが持っている承認欲求が満たされていきます。

また、顧客から得られなかったとしても仕事仲間から感謝される機会はあるはずです。

最近、誰からもありがとうと言われていないのであれば今の現状を疑うことをしてみてはいかがでしょうか。

なりたい自分像が明確ではない

「将来はこうなりたい」というキャリアプランやビジョンをもって働くことは、前向きに仕事を続けるうえで大切なポイントです。

キャリアプランやビジョンがないと、ただ漠然と毎日仕事をこなすだけになり、その結果、「仕事に対する意欲が湧かない」「やりがいがない」「将来性がない」と感じるようになります。

逆に将来のキャリアビジョンが明確になっていると通常感じることにプラスして自分なりの仕事の意義を見出すことができるので楽しいと感じやすくなります。

なので、なりたい自分像やキャリアプランがないのであれば一度立ち止まって自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。

仕事を楽しむ方法

モチベーションが上がらない理由を明確にする

仕事が楽しくないと感じる人は、何が原因でモチベーションが上がらないのかを明確にするようにしましょう。

例えば、「人間関係がうまくいっていない」「単純作業が多く自分の変わりはいくらでもいると感じる」「向いていない仕事をしている」「正当な評価を受けていない」など楽しめていない原因は人それぞれであるはずです。

こういった原因となるものを仕事のシーン別に明確にしていくことで、現在の職場でそのまま頑張る場合も転職をして環境を変える場合でも同じことで悩まされることを防ぐことができるようになるので忙しい中でも一度立ち止まって考えることをおすすめします。

小さな成功体験を積む

自信とは自分を信じると書きますが、自分を信じられるようになる上で効果的なのが成功体験を積むことです。

ただ、いきなり大きく成功をしようとすると成功確率は低いので、自分が現状できるところから少しずつ出来る範囲を増やしていくのが現実的と言えます。

そして、出来ることがどんどん増えていくと仲間を助けられたり、クライアントが抱える悩みを解決することができ、気持ちがどんどん前向きになることができます。

また、このように自分で成功体験をつかみにいく姿勢はやらされている感が減り、楽しいにつながるものです。

業務に必要な内容をしっかりとインプットし、小さな成功体験を基にどんどん大きな壁を乗り越えていきましょう。

意識的に没頭をする

仕事が楽しくないと感じる人は意識的に没頭することをおすすめします。

没頭と聞くと、没頭できるようなことはそうそうないし簡単ではないというのが大半の意見かと思います。

まず、没頭するというのは好きなことをやっていたら気付いたら時間を忘れてそのことに取り組んでいたというのがイメージとして多いでしょう。

そして、それだけ没頭できるのだからその対象のことが自分は好きなんだと認識するという順番となります。

ただ、嫌いな風呂掃除だったとしてもいざ始めてみると30分ほどノンストップで磨き続けていたという経験と似たことは誰にでもあるはずです。

これは、脳の側坐核という部分の働きが影響していて、やる気というのはやる気が出ないからやらないのではなく、やらないからやる気が出ないという仕組みがあることが最近の研究で明らかになってきました。

つまりやり始めるとやる気が出るということです。

なので、今やっている仕事が好きじゃないから没頭できないと考えるのではなく、とりあえず始めてみることでやる気を出し、没頭することで少しずつ好きになっていくというアプローチもあるので試してみてはいかがでしょうか。

(関連記事:やる気が出ない原因とやる気を出すのに効果的な5つの方法

なりたい自分像やキャリアプランを明確にする

最後に、仕事が楽しくないと感じている人にぜひやっていただきたいのがなりたい自分像やキャリアプランを明確にすることで、根本的な解決方法となります。

自分は何をしている時に楽しいと感じるのか、幸せなのかといったことについて自分に問いかけて内なるの声に耳を傾ける中で自分が求めるものを明確にしていくという手法です。

そもそも自分が何を求めているのかを知らなければ何をやっても充実感を感じにくく、暗闇の中を消耗しながら迷い続けることになります。

なので、忙しい中でも自分は将来どうなりたいのか、どんなキャリアを歩みたいのかを明確にすることに時間を使うことをおすすめします。

自分と向き合う内省の方法については下記の記事で詳しく書きましたので詳しい深め方はそちらをご覧下さい。

おわりに

今回の記事では下記の

  • 仕事に楽しさを覚えるのはどういった時か
  • 仕事が楽しくないと感じる理由
  • 仕事楽しくないから楽しいに変える方法

の3つについて話ましたがいかがでしたでしょうか。

結局のところ楽しい仕事は他人から与えられるものではなく自分で見つけるものです。

平日の起きている時間の6割近く、人によっては7割近くを仕事に費やすのであればつまらなく、つらいと感じてやるのではなく、充実感を持って楽しくなるように仕事をすり合わせていくことが大切です。

ぜひ、小さな成功体験を積む中で自信をつけ、なりたい自分像やキャリアプランを明確にすることで仕事に自分なりの意義付けをしていきましょう。

では、本日はこのへんで終わります。みなさん良いキャリアを!!