充実感を仕事に求めると違う世界が見えてくる。

こんにちは!
新年度を迎えて1ヶ月経過したところですが、いかがでしょうか?

特に、社会人の方は、

・新卒で入って、研修で目まぐるしい生活を送っている方、

・2〜3年ほど働き、社会人としての生活がどんなものかを覚え、慣れてきた方

などなど、様々かと思います。

ところで、こんなことを思ったことありませんか?

「なんだか、想像してたより会社ってきついなぁ」

「2年経つけど、仕事が面白いとか楽しいって思ったことないな。。楽しみはお給料日と土日だけ。」

「休憩までが長く感じる。。」

正直、給料をもらってプライベートを充実させるために、毎日しんどい思いをしながら会社にいく方が大半ですよね。

ただ、一方で、

「仕事が楽しい!体力的には辛いけど、気付いた時には終わってるし、なんならもうちょっとやりたいなって思う」

「他の人からみたら、しんどいって思われそうな仕事でも、自分は全然そんなように思わないし、やりがいを感じる」

という方もいます。

では、この違いは何から生まれるのでしょうか?

答えは、

『自分の中での将来の目標が明確にイメージできているかどうか』

だと、充実感を得て働いている友人や生き生きと働いている先輩社員を見て思います。

そう言うと、
「将来、自分がどうなりたいかなんて仕事に忙殺される中で忘れてたな。」

「そんなことはじめて聞いた!!」

という方が大勢だと思います。

ただ、安心して下さい。

この記事を読まれている方の大半が初耳です。

なぜなら、このような価値観は、今の『アタリマエ』ではないのですから。

そこで、本記事ではよく間違って使われる充実感と達成感の違いや充実感を感じる人の特徴、なりたい自分像を明確にすることと充実感の関係性などについて書いていきます。

また、さいごに充実感を得て働くためのコツも書きましたのでぜひ最後までご覧ください。



充実感とは

ところで、「そもそも充実感ってなに??」と思った方も多いのではないでしょうか。

辞書等で調べると、「心が満たされている状態」と書かれてあります。

なんの意外性もありませんね。笑
想像していた意味と、なんら変わらないと思います。

では、充実感とは現実に置き換えると、どのような時に感じるのでしょうか?

それは、先ほども少し触れましたが、

『自分の中で目標を明確に設定して、それに向かって壁を乗り越え、目標の実現に近づいている時』

だと私たちで議論した結果、行きつきました。

RPG(ロールプレイングゲーム)を例に考えてみましょう。

ドラクエのようなゲームをやられたことがある方は多いと思うのですが、
RPGにおけるゴール(目標)は何でしょうか?

それは、『人によって異なる』が答えだと思います。

ラスボスを倒してクリアすることが目標の人もいれば、
全モンスターを集めることを目標としている人もいます。

そして、その目標を達成する途中に、自身の成長を感じるものです。

「これでラスボスまであと3体か。。!がんばったなおれ。。!!また明日やろう!」

「モンスター図鑑6割埋まった!!!ここからもうひと踏ん張り!!」

しかも、不思議なことに『疲れ』って感じないですよね。

私自身も、ゲームをぶっ続けで8時間とかやったことありますけど、止まりませんでした。笑

このような、

『自分の中で目標を明確に設定して、それに向かって壁を乗り越え、成長を感じること』

この成長をプロセスの中で実感できることが、充実感の正体なのではないでしょうか。

ただ、その目標に対する『想い』って、誰しもが同じではないと思います。

ラスボスクリアの人からすれば、図鑑全部集めるのってしんどいと思います、
逆に、図鑑全部集めたい人からしたら、ボスを倒すためのレベル上げってしんどいと感じるはずです。

このように、誰しもが同じ目標を目指すことに対して充実感を感じる確率は非常に低いです。

各々の、本当に達成したい目標の実現にこそ、充実感を感じるのです。



充実感と達成感の違い

先ほど、充実感についてのお話をしましたが、

似たような言葉で“達成感”という言葉をイメージされた方もいらっしゃるのではないでしょうか??

確かに、近いものはあると思います。どちらも、非常に気持ちの良い感情ですよね。

しかし、厳密にいえば、両者は似てるようで違うものです。

先に答えから言うと、

充実感とは行動を通じたプロセスそのものに感じるもので、

達成感とはその行動の結果に対して感じるものです。

つまり、快感を感じる時の時間軸においてズレがあるのです。

では、ここで充実感と達成感の違いについて、2人のエピソードを基に見ていきましょう。

Aさん
「仕事を初めて5年が経った。なんとなく企業の知名度で選んだ大手保険会社の営業マン。

辛い日々を過ごしてきたけど、営業成績のノルマを超えた時の達成感を味わいたくて、頑張ってきた。

そして、何回か表彰もされた。

だけど、5年経った今、生涯営業マンとして生きていくのか?と考えた時、自分は事業づくりに関わっていきたいと思うように。

ただ、5年分遅れている事実を噛みしめる。これから頑張れるのか?もっと早くに考えておけば、、、」

Bさん
「仕事を初めて5年が経った。もともと保険の営業マンを選んだのは、家業の卸売会社を継ぐため。

それは、誰に言われるでもなく自分が本当に心からやりたいと思ったこと。

だからこそ、辛い時はあったけど、辞めたいって思ったことはないし、入社する前から、交渉に関することについて貪欲に学びたいと思っていた。

だから、周りの同期よりも積極的に行動してきた。

その結果、2年目からは毎回表彰されることはもちろん、自分の中でも夢に近づいている実感があった。だから、仕事がすごい楽しいし、勤務時間の長さとかはあまり気にしたことがない。」

いかがでしょう。

この二人のエピソードから分かることは、

達成感とは、好きなものでも嫌いなものでも味わえることができる、成果への感情であり、

充実感とは、自分が求めているものへ近づいていると実感した際に感じるプロセスへの感情なのです。

ただ、達成感ではなく充実感を追い求めると、達成感もともに味わえて心理的な健康度も高くなります。



充実感を感じながら働いている人の特徴

では、具体的に充実感を感じながら働いている人にはどんな特徴があるのでしょうか?
それは以下の3点だと思います。

①自分が心からなりたい将来像が明確になっている
②周囲にポジティブな影響をもたらす
③市場からの評価が高い

もう少し詳しく見ていきましょう。

まず①の自分が心からなりたい将来像が明確になっているというのは、自分が最も価値を感じていて(心からそれをやりたいと願っていて)、かつ社会から求められていることが何かということを考え、自分の中で腹落ちしている状態のことを指します。

なぜならば、そうした自発的なモチベーションこそが着実に自分の夢へと自分をを押し上げる行動につながり、その結果として充実感をもたらすからです。

先ほどのエピソードで言うとBさんのような状態とも言えます。

Bさんは、営業マンとしてのキャリアの先に、家業の卸売を継いで行きたいという明確なイメージを持っていました。

ここで重要なのは、

『客観的ではなく、他の誰でもない自分自身でしっかりと腹落ちできていた』という点です。

もちろん自身の将来像を考える上で、様々な話や情報をインプットするのは大切なことだと思います。

ただ、それらの情報をどう活用するかはあなた次第です。

キャリアとは、自分で描き、実現するものなので、しっかりと自分が納得できるまで自分の心と対話をしましょう。

このような腹落ちできていたかという視点でもう1度、Bさんをみましょう。

Bさんは、保険の営業マンという仕事に対して、誰よりも意義を見出し、取り組み、将来の夢に今の仕事がつながっていることを日々感じていました。だからこそ充実感を持って仕事に取り組めていたのです。

また、そんなBさんの生き生きした姿を見ている周囲の人たちも、自分もBさんのようになりたいという思いから、真似をし始め、職場全体にポジティブな波が広がります。

そして、誰よりも打ち込んでいるからこそ、誰よりも成果が出るのであり、そうしたBさんのような人は自社内部のみならず、市場から求められる人材へと、結果的に成長する可能性が高いです。

つまり、充実感を持って働く人の特徴というのは、偶然その人から発せられているのではなく、
充実感を感じるということから現れる特徴なのです。

一方で、多くの方はAさんのケースなのではないでしょうか。

その理由は、人は目の前の分かりやすい成長を求めてしまうもので、成長をした先に、自分がどうなりたいかという視点が欠けている場合がほとんどだからです。

みなさんも精神的にも身体的にも消耗してしまう短距離走をしていると感じたら、それは幸せになりたいあなた自身からのSOSです。

その際は、一度落ち着いて、自分は将来何がしたいのかを紙とペンだけを持って静かな場所に行き、自身と対話しながらとりあえず書いてみることをおすすめします。



充実感を感じながら働いている人が少ない理由

もちろん、Bさんのような人が大多数であれば良いのですが、
現状はAさんのような方が割合として非常に多いです。

それはなぜでしょうか?

その原因は、主に2つあると思います。
①入社する前に、自分の将来なりたい像を確立することをしなかった。もしくは、難しいであったり、コスパが悪いと考えて諦めてしまった

②ある程度将来やりたいことが明確になった上で入社した。ただ、実際に仕事をしてみると、自分に与えられる仕事が、自分の経験したい内容とマッチしていない

まず、①についてですが、

「将来やりたいことなんて、いま決めたってどうせ変わるし、考えるだけ無駄だよ」

と考える、または言ったことのある方は多いのではないでしょうか。

なので、学生という時間があるときにこそ、様々な体験、経験をして、自分の将来なりたい像や、やりたいことについて考えるべきです。

なぜならば、社会人になるとそうした時間を取るのが圧倒的に難しくなるからです。

ただそうは言っても、社会人になられた方が大勢だと思いますので、
意識的に時間を作って言語化することをおすすめします。

次に②についてですが、こちらも良くある話だと思います。

いわゆる『入社前と入社後のギャップ』というやつですね。

こちらに対してどうすれば良いのかというのは、先ほどの①と合わせて、次の対処法で明らかにしていきます。

充実感を得て、働ける状態になるには?

では、具体的に、どうすれば充実感を得て働けるようになるのでしょうか。

先ほどの、充実感を感じながら働いている人が少ない理由のところでお話しした、①と②を基に考えていきましょう。

まず、①に関しては、先ほども触れましたが、時間がない中でも、

週に一回は、自分のこれまでの人生の振り返りと、これから先どうなりたいのかをノートに書いていきましょう。

そして、現在の仕事と将来の夢が結びつくにはどうすれば良いのかを考えましょう。この結びつきについては、情報のインプットも大事ですが、やはり自分で考えることをお勧めします。

なぜなら、
自分で本当に腹落ちしない限り、ブレてばかりの軸となってしまい、自分が本当に進みたい方向へと進める確率が極めて低いからです。

②に関しては2つ方法があります。
ⅰ)現職で成果を出して、勤務時間をコントロールする
ⅱ)転職をして、将来につながる仕事ができる割合を増やす

この②についても、①同様に
自分の将来なりたい像が明確になっていることが大切です。

そうして、自分の将来なりたい像が明確になった上で、現職における仕事が自分の未来につながっていないのであれば、

②で紹介した2つの方法で、仕事における自分の将来につながる時間を増やしていきましょう。

ただ、ここで注意が必要なのが転職です。

自分のやりたい事ができる割合は、企業ごと、もっと言えば職種ごとに違います。

ですので、きちんと予めから自分の将来なりたい像を明確にし、それに見合う会社、職種は何かというのを、実際に働かれている方に直接聞くことも含めて行動してみましょう。

おわりに

本記事では、少し使い方があいまいな充実感についてお話しましたがいかがでしたでしょうか。

正直、充実感を持って働くことって、とってもロマンを感じませんか?

もちろん、現実味がないと思うか、やってみたいと思うのかは、あなた次第です。

ただ、充実感を持って働き、将来のなりたい像を明確にすることは、
生きていく上で、幸せを感じれることの1つだと思います。

また、充実感を持つと、これまでの景色が変わって見え、一歩先の世界を見ることができます。

そのためにも、将来自分はどうなりたいのかを、じっくりと自分と向き合う中で見つけていきましょう。