信頼関係を上手に築き、人間関係が良くなる10コの方法


 
日々生活をしていると様々な人と出会います。

そして、その人たちの中には個人的に興味があり仲良くしていきたい人、仕事上関係の構築が必要な人など目的もさまざまかと思います。

ただ、人間の悩みの原因はほとんどが人間関係とも言われているため、

「信頼関係をうまく築けるようになれれば人間関係で悩むことも減るんだろうな。」

「そりゃあできれば良好な関係を築きたいと思うけど正直ハードルが高いし、何から始めればいいかわからない。」

と思っている方も多いのではないでしょうか。

人と人とを結びつけお互いをより良い方向に導くこともある一方、一歩間違えれば奈落の底に突き落とす勢いで双方とも不幸せにしうる、強大な力を持った「信頼」という存在。

早く、かつ確実に人と強固な信頼関係を築くことが大事ということは言うまでもないでしょう。

そこで今回は、初めての相手と信頼関係を築く際に効果的な方法を10個紹介していきますのでご覧ください。

信頼関係を築くのがうまい人の特徴

まず、信頼関係を上手に築く人に共通した特徴は以下のようなものが挙げられます。

  • 巻き込むのも巻き込まれるのも上手
  • 相手の時間を大事にする
  • 自分らしく生きていて行動に一貫性がある
  • 共感しながら聞くのがうまく、質問が適切
  • 笑顔が多く、周りの空気が明るくなる
  • うわさ話や他人の悪口から距離を置いている
  • 感謝の気持ちを大切にしている
  • 器が大きく、余裕がみられる

相手の時間に対するコスト意識が強い人とのコミュニケーションは心地いいものですし、うわさ話や他人の悪口を決して言わない人というのは信頼できますよね。

そして、器が大きく何事にも余裕が見られ、こちらがしたことに対して自然かつ的確に感謝の言葉がある方は好印象に映ります。

上であげた信頼関係を上手に築ける人の8つの特徴については別記事で書きました。もっと詳しく知りたいという方は以下の記事をご覧ください。

(関連記事:信頼関係を築くのが上手い人の8つの特徴

信頼関係を築く方法

ここまで、信頼関係を築くのが上手な人の特徴を挙げましたが、

実際のところ彼らはどのようなことに気をつけたり、意識して行動しているのでしょう?

また、私たちは何をすれば信頼関係を上手く築けるようになるのでしょう。

そこで、信頼関係を上手に築く方法を具体的に10個紹介していきます。

信念を持って、一貫した行動をとる

信頼関係を築くのが上手い人は、信念を持っていて行動に一貫性があります。

「信念を持ってるかどうかなんて外から見ても分からないじゃないか」と思われる方もいるかもしれません。

しかし信念を持っているかどうかは行動に如実に現れます。

ここで2人の営業マンを思い浮かべてみましょう。

Aさんは、約束や待ち合わせの時間を必ず守る人。スーツにはシワひとつありません。

打ち合わせの内容は毎回一貫していて、時間が延びたことはありません。

こういったプロ意識の高い人との仕事は、刺激も多く一緒に仕事をしていて心地いいものですよね。

一方Bさんは、約束の遅刻・ドタキャンは日常茶飯事で改善の兆しは一向に見られません。

また、口では「あなたのためを思って」「御社のために特別にご用意してきました」などのことを口癖のように言います。

かと思えば前回の打ち合わせの内容を丸ごとひっくり返すような提案をしてくることも。

スーツはちょっとくたびれていて、あまり手入れをしていなさそう。

「この人と仕事しても大丈夫なのかな?」と不安に思ってしまいそうですね。

さて、あなたならこの2人のどちらの提案を受けたいと思いますか?

この場合、多くの方がAさんを選ぶと思います。

なぜなら、「お客様の前では誠実に」という考え方が透けて見えるほど、筋の通った行動をしているからです。

このように、相手と信頼関係を築いていくには、自分のスタンスや信念を明確にし、それに基づいて一貫した行動をとり続けることが重要となります。

(関連記事:信念を貫く方法とは?信念や志を持つと人生は成功しやすく充実する

勇気を持って、自分をさらけ出す

信頼関係を築くのが上手い人は、意識しているか天然かは別として自己開示が上手です。

「人は自分を映す鏡」とも言うように、人間は相手が開示してくれた分だけ自分のことをさらけ出せるようにできています。

まさか、素性の分からない人に会社の機密情報や自分の弱点などを話すわけがありませんよね。

ですので、より相手に心を開いてもらい、信頼を得やすくするためには、まずは自分からどんどん汚い部分や重要機密を公開していくことが大切です。

今まで自己開示をやってこなかった!いう方は、それだけ自分も相手を信頼できていなかったということでしょう。

案外、墓場まで持っていこうと思っていることでも、話してみたらなんでもなかったということもありますよ。

なのでまずは、こちらから相手への信頼の証として秘密を公開してみましょう。きっと相手との心の距離は縮まりますよ。

人と会う前に情報収集をして会話の種を探す

信頼関係を築くのが上手い人は、人と会う前に準備を徹底しています。

この方法は、予期せぬアポイントの場合は難しいかもしれません。

ですが、初対面の相手と前もって会うことが分かっている場合には非常に効果的な手法となります。

みなさんはどれくらい相手のことを調べてから会うようにしてますか。

私が以前企業の社長への取材をしていた際は、ひとまず取材相手のFacebookを探して投稿にざっと目を通しておく、会社ホームページや採用ページの社長のメッセージ、他の取材経験があればその記事などを一通り読んでからお会いしていました。

もちろん個人レベルとなるとなかなか難しいことと思います。一歩間違えればストーキング行為ですからね。

ですが、友人からの紹介ならば、相手がどんな性格で、どのような仕事・ものごとに興味があるかなどその友人にざっくりでも聞いておくべきでしょう。

人は、自分の興味・関心のあるトピックであればあるほど話が弾みやすいのはいうまでもありません。

しかしそれを会ったその場で探すのはとても大変ですし、なにより時間ももったいないです。前もって見つけておけるに越したことはありません。

ですがどうしても見つけられなければ、そのまま話してもよいでしょう。

相手は「自分に興味を持ち、前もって調べようとしてくれていた」という事実だけで嬉しいものです。

なので、会う前の事前のリサーチで会話の引き出しを作ることで、心地いい会話につなげていきましょう。

相手の話に共感しながら笑顔で聞く

信頼関係を築くのが上手い人は、自分はあなたの話に共感をしていると感じさせるのが上手です。

突然ですが、みなさんは人の話を聞いているときの自分の顔を見たことがありますか?

おそらく多くの方が見たことがないと思います。

では、人の話を聞いているとき、一度自分の表情に意識を向けてみてください。

きっと真面目な人ならば話に集中しすぎて表情筋がこわばっているかもしれませんし、

いろんなことに注意が向きがちな人なら、たまに心ここにあらずと言わんばかりの相槌を打ちながら周囲を見回したりしているかもしれません。

ただその表情を自分が話しているときに相手にされたらどう思いますか?

私の話がつまらないのかなと思い、話すのをやめたくなってしまいませんか?

このように、いかに相手に心地よく話してもらえるかは私たちの態度にかかっているのです。

相手の話に熱中してしまうのは素敵なことですが、自分はちゃんと笑えているか?ということも、たまに意識してみてください。

(関連記事:聞き上手な人に共通する9つの特徴と明日から使えるテクニック9選!

相手の話を途中で遮らない

信頼関係を築くのが上手い人は、相手の話を最後まで聞き、決して途中で遮るようなことはしません。

誰だって、自分が話しているところを無理矢理遮られて相手の話が突然始まってしまったら不完全燃焼になってしまい、モヤモヤしますよね。

また、人によっては相槌すらないということもあります。

そのような態度ではこちらも話をしにくいですし、信頼関係を築きたいとはとてもじゃないけど思えません。

なので、相手の話に注意深く耳を傾けて、相手の話すペースがゆっくりになってきたり、相手が話し終えて一息つくような素振りをしたりと、なにかしらのサインが確認できるまでは話を遮らずぐっと我慢しましょう。

効果的なボディーランゲージをとる

信頼関係を築くのが上手い人は、ボディーランゲージの取り方が絶妙です。

みなさんは人と会話しているとき、どれくらいジェスチャーを加えていますか?

身振り手振りも加えて話した方が分かりやすい、というのは自明ですが、「効果的」というのが難しいところかもしれません。

ですが冷静に考えてみれば、明るい話をしているときにほとんど手を動かしていなかったり、ナーバスな話をしているのに手だけは活発に動いていたり、雰囲気に合わないボディーランゲージはおかしいですよね。

このように、その場の空気に合わせて適切なボディーランゲージを加えることが、よりいっそうの信頼を得ることにつながります。

適切な質問をする

信頼関係を築くのが上手い人は、質問の切り口が絶妙です。

先ほど、信頼関係をうまく築く方法として「相手の話を遮らない」ということを紹介しました。

しかし、全くの無言でずっと聞いているにも限界があります。

相手も「自由にお話しください」といわれても、「何を話せばいいの?」と思ってしまいます。

また、自分が話したことに対して共感をしてくれたり

「それやってる時こういうことが大変だったんじゃない?」と聞いてくれると

「そうそう!あの時実はこんなことがあって・・・」といった形で話を広げることができます。

また、相手からすると内容までしっかり理解してくれているんだと思い好印象を与えることができるはずです。

なので、話の流れや相手の表情を見て「どんな質問をすればより相手が話やすいのか」という視点で会話をしてみてはいかがでしょうか。

他人の悪口を言わない

信頼関係を築くのが上手い人は、他人の悪口を言いません。また、噂話からも距離をおきます。

これはある意味当たり前のことでしょう。

たとえば相手が共通の友人の悪口を言っていたら。

「この人こわいなあ」、「自分のことも悪く言っているかも」と思ってしまいますよね。

また、これは先述の「信念を持って、一貫した行動をとる」ということにもつながります。

信念を持って悪口を言うならまだましかもしれませんが、たいてい悪口を言う場合は話す相手によってスタンスを変えたり、手のひら返しなんてことも多々。

そのような人のことを信頼して、「この人なら仲良くやっていけそう」と思うことは難しいですよね。

もちろん常に天使のような気持ちでいることは不可能です。

人間なので、時にはダークな部分が出ることもあるかと思います。

しかし、それを信頼関係もまだできていない相手に見せることのないようにしましょう。

ありがとうとごめんなさいを言葉にする

信頼関係を築くのが上手い人は、感謝とお詫びをきちんと言葉にします。

これも「他人の悪口を言わない」と同様、人として当たり前のことと思います。

しかし、素直にこれらの言葉を伝えるのは難しく、プライドや体裁を保つためになんとか回避してしまう人が多いのもまた事実。

だからこそ、これらを素直に言える人はとても貴重で、初対面でも信頼できると思えるのです。

抑圧された世の中で自分の価値をアピールするのに精一杯な私たちは、なかなか相手の価値を認めることや自分の非を認めることは難しいものです。

ただ、こんな時代だからこそ言い訳よりも嫌味よりも先に、反射的に「ありがとう」「ごめんなさい」が言えるように、普段から練習しておきたいものですね。

相手が喜ぶことを考えて実際にやってみる

信頼関係を築くのが上手い人は、相手が喜ぶことを考えて行動に移します。

たとえば、みなさんは信頼関係を築きたい相手からの連絡にはどれくらい早く気がつけているでしょうか。

「返信の早さなんて関係ない」と思う方もいるかもしれません。

しかし連絡が早ければ早いほど会話は円滑に進みやすく、信頼しやすいことは明白です。

ではレスポンスが早い人は何を考えてそうしているのでしょうか。

おそらく、「相手の心地よいテンポで会話できるように、相手のために」との考えから、という場合がほとんどだと思います。

その考えがあると、今までに紹介してきたようなテクニックは自然に思い付くでしょう。

もちろん本記事で紹介した方法が全てというわけでも、これさえしていれば必ず正解というわけではありません。

ですから、以上のようなテクニックをヒントに、自ら相手が喜ぶことはなにか、どうすれば相手が心地よく振る舞えるかを考えて、どんどん試してみてください。

その気持ちさえ伝われば相手の信頼は後からついてくるでしょうし、それを常に考えていれば今までの言動の矛盾はなくなっていくでしょう。

まとめ

今回は初対面の相手と上手く信頼関係を築くためのテクニックをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

先ほどもお伝えした通り、これらが全てというわけではありません。ですが、まずは以上の10個を実践して、それからご自分でよりよい方法へ派生させていくとよいかと思います。

最もよいのは、以上のような振る舞いが自然に出てくることです。

意識して相手のご機嫌を取ろうとしても、多くの場合は見透かされますし、それによって逆に信頼を損ねることもままあります。

ですから、意識しなくても条件反射のように勝手に体が動く、くらいまで身に染み込ませてください。

そして、日々関わる人たちと上手に信頼関係を築き、どんどんストレスフリーになっていきましょう!