転職エージェントタイプ別ランキング!タイプ別に探すあなたに合った転職エージェントを紹介!

 

 
「人間関係、給料、福利厚生などに特に不満はない。ただ、毎日が面白くなく、業界の先行きも不安。」

「転職の際には3社以上のエージェントに登録した方がいいと言われるけど、自分に真剣に向き合ってくれるエージェントってあるのかな」

「自分にあった転職エージェントを探していくつか記事を読んだけどどれも大衆向けで自分にフィットしないんだよな」

と感じる時ってありませんか?

正直、人によって

「働きたい業界・業種が決まっていて今すぐ転職をしたい」

という方もいれば

「何がやりたいか決まっておらず、転職活動を始めるには腰が重い」

という方と様々かと思います。

そこで、今回は「転職したい時期が今すぐ、今すぐではない」「やりたい仕事が明確、明確ではない」という形で分類をしてそれぞれの方に合った転職エージェントについて書きました。

自分がどのタイプなのかと考えながらご覧ください。

目次

転職エージェントの良し悪しを決める基準

転職エージェントを比較する際に

  • 求人の量と質
  • サポート力と信頼感
  • 提案力

の3つは基準にされることが多く、各エージェントの個性が出るところです。

どれでは、それぞれの基準について順に見ていきましょう。

求人の量と質

転職先を決める際には、たくさんの選択肢の中から自分に合った求人を紹介して欲しいものですよね。

そんな中で大切なのは求人の量と質です。

求人の量については、大手の転職エージェントになればなるほど取り扱っている求人数は多くなります。

ただ、案件の質が低ければ、自分の働きたい業界・業種の求人がないなど、納得のいく転職にはなりません。

次に求人の質については、質の高さを測る一つの基準にシークレット求人の多さが挙げられます。

「金融」「IT」など特定の業界に強いキャリアアドバイザーがいると企業側も信頼して案件を紹介することができるため、非公開の案件が集まる傾向があります。

このように各転職エージェントによって取り扱っている求人の質と量、得意な業界・業種などそれぞれ特徴があるので、自分に合ったエージェントを見つけて納得のいく転職活動にしていきましょう。

 

【みたいポイント】

・求人の量
・強みとする業界・業種
・シークレット求人があるかどうか

 

非公開(シークレット)求人とは、転職サイトには載っていないもので、競合他社に動きを察知されたくない、自社内でも内密にしたいといった事情で表に出てこない案件のことをいいます。

サポート力と信頼感

案件ベースでの「 いい、悪い」ではなく、自分のキャリアにとってどういう価値があるか、親身になって話を聞いてくれるのは嬉しいものですよね。

また、企業との面接の中で、どこがよかったか、さらに入社するうえでの懸念点はどこ かをフィードバックしてくれると自分にしっかりと向き合ってくれていると実感できます。

その他には、企業に対して自分からは言い出しづらい年収の交渉や、「他に良い求人案件は、ないですか?」 という質問に対して粘り強く付き合ってくるとこの人を信頼して転職を成功させたいと思うものです。

優秀なキャリアアドバイザーに出会えるかどうかで転職の納得度は大きく変わるので下記のポイントを参考にしつつキャリアアドバイザーの方との面談に臨んでみて下さい。

【みたいポイント】

・案件ベースでの「 いい、悪い」ではなく、キャリアにとってどういう価値があるかという伝え方をしてくれる
・面接までの接点回数や、面談回数が多い
・細かくフィードバックをくれる

 

提案力

論理的に筋の通った求人を紹介してくれるとおお!となりますよね。

また、キャリアアドバイザーの方にヒアリングをしてもらう中で、自分だけで転職活動をしていては出会えなかった業種や業界と出会えることもあります。

さらに、挑戦への後押しをしてくれ、勝ち筋を示してくれるのは心強いですよね。

このように、個人と紳士に向き合い、自分だけで考えていては出なかった企業を紹介し、勝ち筋を明確に示してくれる転職エージェントは提案力があると言えます。

【みたいポイント】

・個人の志向性にあった提案をしてくれる
・自分の考えにはなかった、業界業種を紹介してくれる
・具体的な勝ち筋を示してくれる
・挑戦を後押ししてくれる

 

転職エージェントの良し悪しを決める基準に基づくランキング

先ほど、転職エージェントの良し悪しを決める基準について

  • 求人の量と質
  • サポート力と信頼感
  • 提案力

の3つが重要だと説明しました。

ここでは、それぞれの基準に当てはまる転職エージェントについて紹介をします。

案件の量と質ランキング

  1. リクルートエージェント
  2. doda
  3. パソナキャリア

1位のリクルートエージェントは、掲載求人数約1万件、新着・更新求人は毎週1,000件を超えることもあり、国内の転職サービスのなかでもトップクラスです。

続く2位のdodaも、リクルートエージェントと同様取り扱い求人数が多く、上場企業や中小企業、ベンチャー・IT企業など、幅広い職種や業種の求人を取り扱っています。

さいごに3位のパソナキャリアは、求人数だけを見ると他の大手に若干見劣りはします。ただ、人材派遣領域でのコネクションを生かした非公開求人の質が非常にいいと評判です。

サポート力と信頼感ランキング

  1. パソナキャリア
  2. doda
  3. マイナビエージェント

1位のパソナキャリアは、応募者の年収に関わらず、手厚いサポート・フォローを受けることができ、サポート力と信頼感が高いと言えます。

また「利益よりも社会貢献」という社風があり、選考書類の添削から、面接対策までサポートを受けることができるので、初めての転職の方でも安心して利用することができます。

続いて、2位のdoda、3位のマイナビエージェントも実際の利用者の評判は良く、サポート力も高いので不安なことがあればどんどんぶつけてみて下さい。親切に教えてもらえるので安心して転職活動を進めることができますよ。

提案力ランキング

  1. リクルートエージェント
  2. doda
  3. ワークポート

1位のリクルートエージェントは、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントで、求人の数も業界トップレベルなので、転職軸が決まっていなくても、幅広く自分にあった企業を探すことができます。

また、最大手だけあり、面接の質問例や対策のデータを大量に有しているので、内定を勝ち取るための面接対策は質が高く、ノウハウを持ったキャリアアドバイザーからの提案は納得感が高いと言えます。

どの企業が自分にあっているのか客観的に知りたいという方は是非利用してみて下さい。

と、ここまで「案件の量と質」、「サポート力と信頼感」、「提案力」の3つの観点でそれぞれに強みを持つエージェントについて説明をしてきました。

ただ、こういった切り口はどこのメディアでも紹介されていますよね。

しかし、以下のような「転職したい時期が今すぐ、今すぐではない」「やりたい仕事が明確、明確ではない」という観点で転職エージェントを探す方がより自分にあったキャリアアドバイザーに出会うことができます。

それでは、「転職したい時期が今すぐ、今すぐではない」「やりたい仕事が明確、明確ではない」で分けた4つのパターンについて順に見ていきましょう。自分はどのタイプかと考えながらご覧下さい。

タイプ別にみる転職エージェントの探し方

先ほど、転職エージェントを比較検討するうえでの、一般的な見極め軸「求人の量と質 」「サポート力と信頼感」「提案力」の3つを基準に、それぞれ1~3位をランキングで紹介しました。

しかし、転職する人によって、転職したいタイミングや、転職軸によって、転職活動のすすめ方は異なると思います。

そこで、「転職したい時期が、今すぐ、今すぐではない」「やりたい仕事が明確、明確ではない」という軸で、4つのパターンにわけてそれぞれのニーズに合った転職エージェントを紹介します。

①今すぐ×軸が決まっている

「受けたい企業はだいたい決まっていてその企業に空きポストがあるのかを知りたい」

「これというスキルはあるので、そのスキルが活かせるポジションを探している」

という方は、図の右上に位置します。

このように受けたい企業がある程度決まっていて転職意欲も高いのであれば、自分に合った求人が登録するエージェントにあるかが重要になるため「案件の量と質」が判断基準となります。

また、エージェントから信頼され、深くまで繋がっているとシークレット案件も多くなるので重要な要素と言えます。

そこで、KACHITSUKUでは以下の3つの転職エージェントを①の今すぐ×軸が決まっている方に向けて選びました。

  1. リクルートエージェント
  2. doda
  3. ビズリーチ

①リクルートエージェント


リクルートエージェントはdoda同様に案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントなので、転職の軸が決まっていて今すぐ転職をしたいという方はぜひ登録しましょう。

②doda


dodaはリクルートエージェントと同様、国内規模No.1の転職エージェントでハイキャリア案件に関しても案件数・決定数共にトップレベルの転職エージェントです。

1位のリクルートエージェントと合わせて登録しておくと、ほとんどのシークレット案件を網羅できるので両方とも登録をして自分が受けたい企業の職種に空きがないか見てみましょう。

③ビズリーチ


ビズリーチは、企業が直接出している求人の他に提携しているエージェントやヘッドハンターが持っている求人があります。

そして、他の転職エージェントや転職サイトではなかなか出ていない求人や、コンフィデンシャル案件なども掲載されています。

また、ハイキャリアに特化しているので、今の経験を活かしてポジションアップしたい方や、すでに給料は高いけどさらにアップさせたいという方は登録してみてはいかがでしょうか。

② いい求人があれば×軸が決まっている

「現状に満足していて、特に不満もないが、現状よりも環境、待遇、裁量などよりよくなるのであれば転職を視野に入れてもいい」

「キャリアも積んできてやりたいこともそこそこできている。ただ、社内だけで評価される人材になっていないかが不安」

という方は、図の右下に位置します。

このように受けたい企業はある程度決まっているが、現状には満足していていい求人があれば見てみたい!というのであれば、「求人の質とキャリアアドバイザーの提案力」が判断基準となります。

そこで、KACHITSUKUでは以下の3つの転職エージェントを②のいい求人があれば×軸が決まっている方に向けて選びました。

  1. doda
  2. リクルートエージェント
  3. ワークポート

①doda


dodaは、求人の「量」に関して業界トップクラスで、中小の優良企業や地方案件などの求人も充実しているのも特徴的といえます。

また、今すぐに転職したいとは思っていない方でも、dodaに登録しているとスカウトを受け取ることができるので、自分の市場価値を知ることができたり、新しい選択肢に出会える可能性もあるので登録してみてはいかがでしょうか。

②リクルートエージェント


doda同様に案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントなので、転職軸が決まっている方におすすめです。

求人数が多いので、今すぐの転職を考えていない場合でも色んな求人に出会う事ができます。

また、登録しておくだけでも新しい業界・業種に出会え、キャリアの視野を広げることができるのでdodaと並行して利用するといいですよ。

③ワークポート


ワークポートは、IT・WEB・ゲーム業界の転職に強みがあるエージェントです。

業界、業種を超えてチャレンジすることができ、無料でエンジニア未経験向けのスクールも運営しています。

また、ワークポートは社会人経験が浅い方や、業界未経験の方でも応募ができる求人数が多いことが特徴としてあります。

特に、IT系に転職したいと思っている方であればまずはワークポートのキャリアアドバイザーにどのようなキャリアを歩みたいか相談することから転職活動を始めてみてください!

③今すぐ×軸が決まっていない

「ノルマの未達が続いていて出勤がつらい。また、人間関係もうまくいなくて相談相手もいない。」

「周りの友人と話をしているとここまでつらく働いているのは自分だけだった。だけど、これまで自分で決断した経験が少なくやりたいことと聞かれると特にない。」

という方は、図の左上に位置します。

このようになるべく早く転職したいけど、どんな業界・業種で働きたいかは決まっていないというのであれば、「キャリアアドバイザーのサポート力と提案力」が判断基準となります。

そこで、KACHITSUKUでは以下の3つの転職エージェントを③今すぐ×軸が決まっていない方に向けて選びました。

  1. パソナキャリア
  2. doda
  3. リクルートエージェント

①パソナキャリア


パソナキャリアは人材派遣領域で業界No.2で、応募者の経験、年収に関わらず手厚いサポートやフォローを受けることができると人気です。

また、当社は「利益よりも社会貢献」というスタンスをとっており、選考書類の添削から、面接対策まで手厚いサポートが受けられます。

他のエージェントでは期待していたサポートを受けられなかった方がパソナキャリアのキャリアアドバイザーの方のサポートのおかげで納得のいく転職が実現できたとの声もありました。

このようにパソナキャリアはサポートが充実しているので「まだ転職軸は明確ではないけど自分にあった業界・業種で自分の強みを活かして働きたい」という方や初めて転職をする方にはぴったりのエージェントなので登録してはいかがでしょうか。

②doda


国内規模No.2の転職エージェントで、転職活動のテクニックなどについてのアドバイスが素晴らしいと評判が高いです。

また、dodaに登録しておくだけで、企業からのスカウトを受け取ることができるので、新しい選択肢と出会うことができたり、自分がどの業界・業種で必要とされているのかも分かることができます。

転職が初めての方や「何から始めればいいかわからない」という方は登録しておきたいエージェントです。

③リクルートエージェント


リクルートエージェントは、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

求人数が多いので、まだ転職によって自分が求めていることや、転職の軸が決めっていない方におすすめです。

また、Uターン転職や、第2新卒、狭い業界での転職、などにも柔軟に対応してくれるとのことで評判が高いので、やっぱり一番メジャーなところから利用を始めたいという方は登録してみてはいかがでしょうか。

④いい求人があれば×軸が決まっていない

「人間関係、給料、福利厚生などに特に不満はない。ただ、毎日が面白くなく、業界の先行きも不安。」

「ただ、やりたいことがあるかと言われると特になく上司の愚痴を同僚とこぼし合う日々が続く。」

という方は、図の左下に位置します。

また、新卒の時期に周りが銀行や日系のメーカーに就職していたので自分も同じ感じで職を選ぶことで安心感を得ていたという方も多いのではないでしょうか。

このように受けたい企業が決まっておらず、現状には満足していていい求人があれば見てみたいというのであれば、キャリアアドバイザーのサポート力が判断基準となります。

そこで、KACHITSUKUでは以下の3つの転職エージェントを④いい求人があれば×軸が決まっていない方に向けて選びました。

  1. パソナキャリア
  2. doda
  3. マイナビエージェント

①パソナキャリア


パソナキャリアは、応募者の経験や年収に関わらず、手厚いサポート・フォローを受けることができると評判の高い転職エージェントです。

「良いところがあれば転職したい」、「転職したいと思っているが自分のキャリアの棚卸ができていない」という方であれば、まずはパソナキャリアのキャリアアドバイザーに相談するところから始めといいでしょう。

当社は「利益よりも社会貢献」を大切にするというスタンスなので、選考書類の添削から、面接対策まで手厚いサポートが受けられます。

また、面接後のフィードバックも手厚いので、転職が成功するまでキャリアアドバイザーと共に納得のいくキャリアを追い求めることができます。

そのため、「いいところがあれば、転職したい」という方や、「まだ転職の軸が決まっていない」という方は、手厚いサポートを受けながら、新たな挑戦への一歩を踏み出せるパソナキャリアに登録して転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。

②doda


dodaは、転職活動のテクニックなどのアドバイスが素晴らしいと評判が高いエージェントです。

国内転職エージェントの中でも、1,2位を争う求人数なので、今までの転職ノウハウを基にしたサポートを受けることができます。

また、企業からスカウトを受け取ることができるので、登録しておくだけでも現在の自分の市場価値を知ることができたり、これまで考えていなかった業界・業種からのスカウトを受け取ることでキャリアの視野を広げることができるのでおすすめです。

③マイナビエージェント


マイナビエージェントは、新卒の就職で圧倒的な知名度を誇るマイナビが運営する転職エージェントです。

もともと新卒に強い会社なので、第二新卒や、社会人経験が浅い方であってもしっかり個人の能力や思考性を分析した上での求人紹介をしてくれるなど、手厚いサポートを期待できます。

また、特徴として中小ベンチャー企業から大手企業まで、幅広い業界・業種の求人情報を取り扱っているので、20代で社会人経験の浅い方はキャリアアドバイザーにキャリアの相談をするところから始めてはいかがでしょうか。

転職エージェントを利用する上での心得

転職エージェントには複数登録した方がいい

転職サイト「リクナビNEXT」によると「一人当たりの転職者のエージェントの平均の利用数は平均2.1社」のようです。

このように多くの人が転職活動の際には、2社以上の転職エージェントを利用しています。

転職エージェントを複数利用すると、「非公開求人を多くカバーできる」や「応募できるところを広げることができ、選択肢の幅が広がる」といったメリットがあります。

また、その他にも転職の際にエージェントを複数利用した方がいい理由がありますのでその点については後ほど詳しく説明いたします。

やりたいことを明確にすると転職の納得度は高まる

あなたの人生を納得のいくものにできるかは自分がどうなりたいか、求めるものが何かが明確になっているかによって変わります。

転職の際に自分が大切にしていることは何かを強みやこれまで経験したことベースだけではなく是非、好きなこと興味があることベースで考えてみて下さい。

人生100年時代と言われるようにこれまで以上に個人の働き方は多様化していくことは確実です。

そんな中で、自分はどんな人生を歩んでいきたいかが明確だと長期的にみて人生を充実させることができます。

なので、どんな仕事がしたいか、そしてあの会社のここのポジションでキャリアを再スタートさせたいということを明確にした上で転職エージェントを活用していきましょう。

潜在層でも転職エージェントには登録した方がいい理由

まだ転職をする気がないという方でも現在つらい状況にいるようなら登録だけでもしておくべきです。

なぜなら、引っ越しと同様に転職にも繁忙期と閑散期というものがあります。

具体的には4月に大量の採用を考えている企業は1月から採用活動を始めます。この1月はまだまだいい求人案件があり、その割にライバルは少ないので納得のいく求人に出会える可能性は高くなります。

一方で、2月や3月は転職希望者も多く、採用も激化するのでいい求人案件はすぐに決まってしまいます。

また、今つらいのであれば今後さらに辛くなっていく場合がほとんどで、本当に辛くなった時には「この辛い現状から抜け出せるのなら」と割には合わない求人であってもこれでいいんだというように正当化して考えるようになります。

ですので、まだ余裕のあるうちに転職エージェントや転職サイトに登録をし、自分の今の市場価値やどのような環境に今の自分はとびこめるのかを知るようにしましょう。

また、このように転職ができる状態を作ることで精神的余裕を持って本業にも望むことができるので、今すぐ転職をしようと思っていない方も登録をしてみるなど行動を始めることをおすすめします。

転職エージェントを複数利用した方がいい理由

優秀なキャリアコンサルタントと出会える

転職活動でエージェントを活用する場合にとにかく重要なのは、いかに優秀なキャリアコンサルタントに担当してもらえるかです。

ただ、日常の人付き合いでも相性があるようにキャリアコンサルタントの方との出会いにもそういった相性というものはあります。

また、一社目から相性が良く優秀なキャリアコンサルタントの方に出会える方もいればそうでない方もいます。

そして、出会えなかった場合に一社だけ利用していたのでは「仕方ないか」「こんなものなのか」と妥協や思い込みが出てきます。

しかし、転職エージェントを複数利用していれば、サポート内容や担当キャリアアドバイザーを他社と比較し、サービスの質や自分との相性の良し悪しなどがわかります。

また、あなたが信頼できないと思った転職エージェントは、企業側からの信頼も薄いかもしれません。

なので、複数の転職エージェントを利用することで相性のいいキャリアアドバイザーを見つけ、納得度の高い転職をしましょう。

用途や目的に応じてエージェントを使い分けられる

転職エージェントには「求人の量が多い」「面接対策やサポート体制が充実している」「業界毎の専門知識が豊富」といった強みがそれぞれにあります。

ただ、一社だけの利用だとそのエージェントが得意とするサービスと自分が求めるサービスが一致するとは限りません。

そんな中、複数の転職エージェントを利用するとそれぞれのエージェントの得意とするサービスを同時に利用することができます。

例えば、リクルートエージェントは総合型の転職エージェントでありながら、各業界毎に特化した専門チームを持っており、希望の業界がある程度決まっている方は有利に働く可能性があります。

また、転職エージェントごとに得意とするサービスがありますが、先ほども言ったように担当してくれるキャリアアドバイザーによってサービスの質は異なるので複数エージェントを利用し、サービスを比較してみることをオススメします。

様々な視点からのアドバイスによる気づきがある

複数の転職エージェントに登録すると、各々の転職エージェントの強みを活かした転職活動の効率化もありますが、その他にも様々なタイプの意見をキャリアアドバイザーから聞くことでキャリアの視点を広げることができます。

これは、キャリアアドバイザーによって経験値や考え方、性格が異なるのでアドバイス内容が変わってくるからです。

そして、それらのアドバイスを基に様々な情報を掛け合わせることで自分だけでは気付けなかったキャリア観に行き着くこともあるでしょう。

ただ、様々な意見を聞くとどの意見を信じればいいんだと混乱することにもなります。

混乱をすることなく自分なりの意思決定をし、アドバイスをうまく活用して納得度の高い転職にしましょう。

他の転職エージェントでは紹介されない独占求人に出会える

1社のエージェントに登録すれば、「世の中の全ての求人に関わることができる」というのは間違いです。

そもそもそれぞれの転職エージェントに登録される求人は、各エージェントの営業担当の社員の方が集めた求人のため、エージェントによって持っている求人情報は異なります。

また、募集人数が少数であったり、人事とエージェント間の信頼関係が強固な場合は、エージェント1社にのみ求人が公開される場合もあります。

その結果、あるエージェントしか持っていない独占求人が発生します。

そのような背景から、登録するエージェントを1社に絞り込んでしまうと、必然的に出会える求人を制限してしまうことになります。

ですので、独占案件をできるだけ網羅するためにも、複数の転職エージェントに登録することをおすすめします。

転職エージェントの選び方

転職エージェントの選び方は非常にシンプルで「多くのキャリアアドバイザーと効率よく接触し、その中から最適な担当者を選ぶ」で、具体的には次の2Stepです。

  • ①転職エージェントに2社以上登録する
  • ②自身に合ったキャリアアドバイザーと転職活動を進める

①転職エージェントに2社以上登録する

自分に合った転職エージェントを選ぶ際は、冒頭で紹介した「転職したい時期が今すぐ、今すぐではない」「やりたい仕事が明確、明確ではない」のそれぞれのタイプに自分自身を当てはめてランキングの中で自身に合いそうだと思う転職エージェントを2社以上選んでみましょう。

 
①今すぐ×軸が決まっている
・⑴リクルートエージェント
・⑵doda
・⑶ビズリーチ

②いい求人があれば×軸が決まっている
・⑴doda
・⑵リクルートエージェント
・⑶WORKPORT

③今すぐ×軸が決まっていない
・⑴パソナキャリア
・⑵doda
・⑶リクルートエージェント

④いい求人があれば×軸が決まっていない
・⑴パソナキャリア
・⑵doda
・⑶マイナビエージェント

 
ただ、自分がどのタイプか分からず、正直どこに登録すればいいかわからないという方は 、
 

  • 案件数が優れていて業界に特化したコンサルタントに出会える「リクルートエージェント
  • 案件数も優れており担当者のハズレが少ない「doda
  • 案件数はやや劣るものの丁寧に相談にのってくれる「パソナキャリア

 
の中から自分に合いそうな2社を選んでまずは面談を受けてみましょう!

②自身に合ったキャリアアドバイザーと転職活動を進める

担当コンサルタントの絞り方は非常にシンプルで、下記3点です。

  • 登録した転職エージェントに来社し面談を行う
  • キャリアコンサルタントの質を見極める
  • 最後に1~2社程度に絞り、転職活動を行う

それぞれ簡単に説明します。

登録した転職エージェントに来社し面談を行う

まずは、登録した転職エージェントに行き、キャリアアドバイザーとの面談をしましょう。

会うことでしか分からない担当の方の人となりや自分との相性などがありますので、特別な理由がない限り電話やスカイプではなく直接キャリアアドバイザーの方に会うようにしてください。

キャリアコンサルタントの質を見極める

優良なキャリアコンサルタントの3つの条件と、変更した方がいいキャリアコンサルタントの4つの条件を参考にしながらあなたに合った担当の方を見つけましょう。

 

【優良なキャリアコンサルタントの3つの条件】

・案件の良し悪しだけでなく、あなたのキャリアに合うかという視点で提案してくれる
・あなたが志望する業界や職種に精通している
・企業へあなたの魅力をうまく伝える営業スキルがある

 

【変更した方がいいキャリアコンサルタントの4つの条件】

・ヒアリングが少なく初回から大量の求人を紹介してくる
・業界や仕事の内容に対しての知識が浅い
・連絡が不定期でレスが遅い
・内定が出やすい求人ばかり紹介してくる

1~2社に絞り、転職活動を行う

転職活動の一つの目安として3ヶ月ということが業界内では言われます。最初の登録から2週間以内にメインで活用するエージェントを決めて転職活動をすすめましょう。

おわりに

今回、「転職したい時期が今すぐ、今すぐではない」「やりたい仕事が明確、明確ではない」のそれぞれのタイプ別に転職エージェントを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

ぜひ、自分に合ったエージェントを見つける際には下記のランキングを活用してみて下さい。

 
①今すぐ×軸が決まっている
・⑴リクルートエージェント
・⑵doda
・⑶ビズリーチ

②いい求人があれば×軸が決まっている
・⑴doda
・⑵リクルートエージェント
・⑶WORKPORT

③今すぐ×軸が決まっていない
・⑴パソナキャリア
・⑵doda
・⑶リクルートエージェント

④いい求人があれば×軸が決まっていない
・⑴パソナキャリア
・⑵doda
・⑶マイナビエージェント

 

ただ、自分がどのタイプか分からず、正直どこに登録すればいいかわからないという方は 、
 

  • 案件数が優れていて業界に特化したコンサルタントに出会える「リクルートエージェント
  • 案件数も優れており担当者のハズレが少ない「doda
  • 案件数はやや劣るものの丁寧に相談にのってくれる「パソナキャリア

 
の中から自分に合いそうな2社を選んでまずは面談を受けてみましょう。本記事が、納得のいくキャリアを歩むための参考になれば幸いです。

関連記事:「やりたいこと」とは?本当にやりたいことを見つけるための3つのステップを紹介