グローバル化・ボーダレス化が進む現代で求められる人材とは?

日本は戦後焼け野原となりましたが、不屈の精神で国の産業を建て直し世界屈指の経済大国にまで成長しました。

具体的には、日本人は手先が器用で勤勉だったのと人口増加などの追い風もあり、アメリカをビジネスモデルとして長時間労働をしていれば順調に経済成長することができました。

しかし、現代はIT化が進み誰もが知っている大企業は自社の主力事業を海外に売却し、数人で始めた事業が時価総額数兆円となりシリコンバレーにオフィスを構えるまでになりました。

このように時代の流れが早く先が見えない荒波の中で方向性を決めるにはどうしたらいいでしょうか?

ある日、Facebookで知り合いの投稿を眺めていると興味深い投稿を見つけました。

その投稿の中で一つの動画が貼られていました。それは、経済産業省が夏のインターンシップ用に作ったと思われる宣伝用の動画でした。

この時、時刻は24時でベッドで横たわりながらでした。「あかん!!ここで動画なんて見てもうたら寝付けなくなる」と自分に言い聞かせる間もなく動画の再生ボタンを押していました。

はじめはなんとなく見ていたのですが内容があまりにも良かったのでメモを取るようになりました。

しかし、断片的な内容になってしまってこの動画を見た時に感じた知的好奇心を後から振り返った時に再現できるか?と考えたところ答えはNOでした。

いつも気にいった記事があるとそのフレーズをコピーしてiPhoneのメモに追加するのが日課です。さすがに記事全部をコピペすると膨大な量になるので引用元のURLを貼っていつでも流れを追えるようにしています。

今回のこの動画、非常に気にいったけど動画なのでコピペができない!!仕方ない自分で文字をおこすかと思ったのが25時でした。

それから1時間ほどでやっとタイピングが終わりました。(自分のタイピング速度の遅さとタイピングの作業のしんどさが身にしみた26時)

以下が書き起こした内容です。
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巨大な収益を上げるグローバル企業。
目まぐるしくサイバーワールドをかけめぐる金融資本。
様々な業界のトッププレイヤーは故郷を離れ世界を舞台に躍動する。
グローバル経済の波にのまれ何れ国家もなくなるだろう。果たしてそうだろうか?
独創的な新技術斬新なアイデア。それらはいかに素晴らしくても適正なルールがなければ社会には根付かない。
ルールに適合する。はたまたそれを打破して新しいルールを作る。そうして初めてイノベーションは花開く。
国家の賢さはルールとなるであろう。
企業の良き力を引き出す仕掛けが必要。
国家と企業、今後ますますこの関わりは強くなるであろう。
グローバル化が進んだ世の中であっても国家の役割は変わらない。
むしろこれまでよりも大きな力がいる。
構想力と実行力が今後求められる力だ。
10年先30年先世界はどのように変容し、その中で日本はどうあるべきか?
広く地球を見渡す視野がいる。文明を俯瞰して最適解を考えるのだ。
オイルショックというピンチを乗り越えた先に省エネ先進国という未来図を描いた先人がいた。
リスクへの対処にかつてない英知がいる。
時間と空間の望遠鏡を操る構想力こそ可能性だ。
実態をともなわない机上の空論では世の中は動かない。ビジョンを現実に変える実行力それは現場への洞察と対話から生まれる。
産業の現場には途方も無い熱量がある。それに直に触れ続けなければ現実は読み解けない。
最先端を歩く経営者や研究者との対話。知的な刺激が政策を磨いてくれる。
現場を知り尽くすことが人を動かす交渉力の源だ。
問題の所在はどこか、何をどう変えるべきか個々が持つ顕微鏡でそれを見極める緻密さが実行力を生む。
倍率を変えて変幻自在に世界を見る。より良き政策と賢い国家はそこから生まれる。
課題先進国日本。2050年までに何を考えるべきなのか?
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これは、国家の視点から書かれた記事だから自分には関係ないやって思っていませんか?ほんとうにそうでしょうか?

人、もの、金が飛び交うノーボーダーな世界に私たちは今生きています。

その中で今後求められる人材というのは以下の3つに当てはまる人です。

・事業内容を俯瞰し、方向性を決め他者の頭の中にビジョンを描ける人

・圧倒的な当事者意識で他人を巻き込んで働ける人(実行力)

・0から1を生み出せる人(構想力)

これらが備わっている人は大変市場価値が高く会社に依存しない人生が歩めるでしょう。

いい意味でも悪い意味でも個人の生き方にこれほどまでにスポットが当たった時代があったでしょうか?

現代においては現状維持は貯金を切り崩していくようなもので何れジリ貧になります。

そうなる前に上記にあげた3つのうちどれか一つでもできるような人になってみませんか?

偉そうに書いていますが、僕自身も現在奮闘しているので一緒に頑張って自分の人生を後悔なく過ごしましょう。

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